【滋賀】黒壁スクエアにある「茂美志（もみじ）や」さんで長浜名物の『のっぺいうどん』をいただく

竹生島観光＆参拝を終え、心が満たされたら、次はお腹を満たしたいのが人情というものでしょう、そうでしょう。

ただ時はすでにお昼の2時過ぎ……

そもそもランチタイムが終わる時間。

さて困ったぞ、と、長浜港のお姉さんがたにこの辺で今開いててオススメのお店を聞き、長浜名物「のっぺいうどん」を食しに、長浜港からほど近い「黒壁スクエア」へ。

• お土産屋や飲食店が建ち並ぶ黒壁スクエアへ
• のっぺいうどんの「茂美志゛や」
• なんと創業100年以上の「茂美志゛や」
• 長浜名物のっぺいうどん
• ぽかぽか体が温まる「のっぺいうどん」
• お宝が飾られた店内
• 「のっぺいうどん 茂美志゛や」さんへのアクセス

お土産屋や飲食店が建ち並ぶ黒壁スクエアへ

長浜港からは車で約7、8分とわりと近い場所にある「黒壁スクエア」。

徒歩でも15分ほどだうです。

長浜駅からも徒歩で5分ほど。

北国街道沿いに続く古い街並の界隈を総称して「黒壁スクエア」というそうです。

写真のレトロで素敵な建物が「黒壁ガラス館」。

かつては黒壁銀行と呼ばれた古い銀行を改装したという建物。

ここを中心におみやげ屋さんやギャラリー、飲食店などがあります。

なかなか楽しげなストリートです。

のっぺいうどんの「茂美志゛や」

ちょうど黒壁ガラス館の斜め前くらいにあった「のっぺいうどん 茂美志゛や」さん。

営業中だったことと、なによりこのレトロで趣ある雰囲気に惹かれまして。

そしてありがたいことに長浜名物ののっぺいうどんがあったのですよ〜。

「よし、ここ入ろう」

とお邪魔してきました。

写真見返したら「郷土の料理」って看板にも書いてありましたね。

なんと創業100年以上の「茂美志゛や」

店内もレトロで素敵な雰囲気です。

古民家風？

うどん屋さん！って感じで、なんかみょうに安心します。

こちらの「茂美志゛や」さん。

「もみじや」と読みます、創業はなんと大正元年（1912年）！

「うどん屋 紅葉や」が始まりで、2代目の時に「茂美志屋」になったらしいです。

長浜名物のっぺいうどん

お品書き。

もみじのマークもありますね。

ペラっとめくると、のっぺいうどんについて書かれてます。

「のっぺいうどん」とは、滋賀県長浜市で明治時代から食べられている郷土料理だそう。

しいたけ、湯葉、麩、かまぼこ等の具を、だし汁としょうがで煮詰め、片栗粉や葛粉でとろみをつけた「あんかけ」をうどんにかけたものが「のっぺいうどん」。

とろっとしたあんかけ汁がのっていて、「のっぺり」してるから「のっぺいうどん」という名前がついたそうですよ。

ちなみに「のっぺいうどん」の元祖は、長浜の「うどん・そば吉野（創業明治9年／1876年）」だそうです。

長浜名物というなら食さないわけにはいきませんね。

あんかけに生姜か、かなり体があったまりそうだね。

冬にはもってこいだね！

訪れたの真夏だったけど！

まぁでも店内は冷房も聞いてて涼しかったし、やっぱりその土地の名物を味わうのも旅行の醍醐味ですからねぇ。

オーソドックスに長浜名物のっぺいうどんにいくか、でも月見とろろのっぺいも気になる……

ぽかぽか体が温まる「のっぺいうどん」

やってきましたのっぺいうどん。

器もかわいいですね。

そして迷いに迷い、月見とろろのっぺいにしました！

とろろが好きなんです！

うどんのおつゆにとろみがあるのが新鮮です。

これがまた麺によく絡んでおいしいです。

友人はのっぺいうどんにしてました。

いや〜椎茸でっかいね！

なかなかの存在感です。

月見とろろのっぺいの椎茸は、切ってあったので、それでも大きいけど、どーん！とおっきい椎茸を楽しみたいならやっぱり「のっぺいうどん」かな。

そして、さすがとろとろあんかけ、ぜんっぜん冷めない！

ほっかほかです。

生姜がまたポカポカするのでこれは間違いなく冬に食べたくなるうどんですね。

夏はね、涼しい店内でいただくのがいいね。

お宝が飾られた店内

お店の壁にかかっていたお品書き。

よくよく見ると、ん？「円」じゃなくて「戔」？

しかもかなり古そうな感じ。

なんとこちら昭和15（1940）年に発見されたという昔のメニュー。

ガラスの板に手書きで書かれたもので、貴重な品らしい。

他にも、木の皮に書かれた法華経の経文とか、戦前の信楽焼のたぬきとか色々と面白げなお宝が店内にいっぱい飾られているのです。

有名人のサインもいっぱいありました。

「のっぺいうどん 茂美志゛や」さんへのアクセス