兼六園のすぐそばにある「金澤神社」。
とはいえ広坂口から入るとずっと上まで登って行かないといけないせいか、兼六園ほどは混雑してないかな?
どうだろう、また増えたのかな?
毎年、兼六園のお花見に行く時にはほぼほぼ立ち寄る金澤神社。
ここの「花みくじ」がかわいいんですよ〜。
しかも意外と金沢の人でも「花みくじ」は知らない人が多かった。
学問の神様「菅原道真公」を祀る金澤神社
金澤神社の御祭神は、あの!学問の神様で有名な「菅原道真公」!
自分の中のイメージは、もう完全に『陰陽師』の道真公になっちゃってますが。
学業成就といえばやっぱり「太宰府天満宮」!
「太宰府」といえば「菅原道真」!
つまり「道真」と言えば「学問の神様」!
という図式は多くの人が持ってるイメージかなーと。
そんな「学問の神様」の「菅原道真」を祀っているのが、ここ金澤神社。
金沢で合格祈願で挙げられる神社の中には必ずと言っていいほど入ってくるくらい有名。
実際、受験シーズンには受験生の絵馬がギッシリ。
まぁ自分も受験の時にお参りしたけどね。
自由に参拝できるようになったのは明治7年から
もともと、この金沢神社は加賀藩の第11代藩主・前田治脩(はるなが)によって寛政6年(1794年)に建てられたんです。
兼六園の敷地内に創建されたそう。
今は、一応兼六園の門の外になるけど、敷地内といえば敷地内じゃないのか?と思ったり。
有料エリアではないから、まぁ敷地外?なのか、な。
もともと藩主の個人的な祈願所として創建されたから、一般庶民は参拝できなかったんですよ。
春と秋の例祭の時だけ、しかも城下の婦子だけが参拝を許されてたんです。
その時は藩公から紋菓をいただけたらしい。
なんだろう、お菓子かな?やっぱ落雁かな?
藩主のために建てられたからか、金沢神社には加賀藩の梅鉢紋がいたるところにありますよ。
でもって、金澤神社が、一般の人も自由に参拝できるようになったのは明治7年5月7日。
兼六園が一般公開されたのと同じく金澤神社も一般に公開されたんですねー。
おかげで今では受験生の大事な参拝場所にもなってます。
そして、金澤神社には白蛇龍神、いわゆる白蛇さんも祀られてるんですよ。
つまり金運アーップを願う人も参拝に訪れるわけですね〜。( ̄∇ ̄*)ゞ
金澤神社にも鳥居が連なる神門があるよ
金澤神社にも鳥居が連なる参道があるんですよ〜。
まぁ伏見稲荷に比ぶべくもないですが。
小ぶりな鳥居が並んで建っております。
前田家に慶事があるたびに奉納されたという縁起のいい鳥居です。
灯篭に巻きついた龍神様がかっこよかったので。
昭和58年に寄贈されたみたいなので、まぁまぁ最近のですね。
金澤神社の「花みくじ」
そしてこれが金沢神社の「花みくじ」!
薔薇の絵があしらわれたおみくじは中々珍しいんじゃないかな?
女子向けって感じでかわいいね。
しかも!
金沢神社のおみくじはなんと20円!
花みくじの他にも
- 英語版のおみくじ
- こどもおみくじ
などいろんなタイプのおみくじがあるのです。
英語版、気になるな……
花みくじは、こんな感じ。
他のおみくじと違うのは、
- あなたのお花
- 花言葉
が載っているという、なんともキュートなおみくじなのです。
なんなら「デート」お出かけのことかな、の項目もあるけど、
「デート」ではなく「デイト」。
うーん、かわいい。
早く、春よ来い
今年も兼六園のお花見とともに金沢神社に行こうかな。
あ、写真は全部去年のです。
早くこんな景色に会いたいな、っと。
思う今日この頃。
天気良くても風が冷たいんだよ〜。
金澤神社の場所
金澤神社は兼六園から行くと随身坂口を出たところ、石川県立美術館の横に位置します。
ちなみに、兼六園を周りながら、その途中で金沢神社へ参拝する場合、兼六園のチケットを見せれば再び随身坂口から再入場ができるのです!
一旦、兼六園を出る形にはなるけど再入場できるのはありがたいね!
なんなら桜が咲く頃は、桜の満開に合わせて無料解放されるからチケットも必要ないんだけどね!
ただし、もんの凄い人混みになるから覚悟して行こうね。
- 所在地:〒920-0936 石川県金沢市兼六町1-3
- 参拝時間:終日解放
- 拝観料:無料
- 駐車場:なし(近くのコインパーキングなど)
- URL:http://kanazawa-jj.or.jp