【金沢】ひがし茶屋街のギャラリー&カフェ「久連波(くれは)」さんは茶屋街を見渡せる2階お座敷がおすすめ

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ひがし茶屋街茶房久連波(くれは)

金沢最大の茶屋街、ひがし茶屋街のメインストリートのほぼ中程にある「久連波(くれは)」さん。

金沢の老舗呉服店「ゑり虎」が営む、カフェ&ギャラリーです。

1階奥にもカフェスペースはあるのですが、おすすめはなんといって、ひがし茶屋街を見下ろせる2階のお座敷です。

カフェ&友禅ギャラリー「久連波(くれは)」

ひがし茶屋街茶房久連波(くれは)

古都・金沢といった風情漂う「ひがし茶屋街」。

金沢に3つある茶屋街(ひがし・にし・主計町)の中でも最も規模の大きい茶屋街で、町屋建築が建ち並び、夕暮れ時になるとどこからともなく三味線の音が聞こえてくるなんとも風流な町です。

ひがし茶屋街茶房久連波(くれは)

そんな、ひがし茶屋街のメインストリートの中程に店を構える「久連波(くれは)」さん。

1階には木虫籠(きむすこ)と呼ばれる格子がはめられ、通りに張り出すような縁側のある2階のお座敷。

まさに金沢の茶屋建築といった趣ある佇まい。

ひがし茶屋街茶房久連波(くれは)

素敵な佇まいに惹かれ近づいてみると、どうやらカフェのよう。

ひがし茶屋街茶房久連波(くれは)

かき氷にソフトクリーム、散策して乾いた喉を潤したいし何より甘いものも補給したいと思っていたところにピッタリ。

ひがし茶屋街茶房久連波(くれは)

風情ある玄関を入り店内へ。

ひがし茶屋街茶房久連波(くれは)

1階には加賀友禅の和小物が。

金沢みやげにもおすすめな和雑貨があります。

 

1階が土産処で、2階が茶房になっているみたいです。

こちらの「久連波(くれは)」さん、本店は、安永5年(1776)創業の金沢の老舗呉服店「ゑり虎(えりとら)」。

なので、店内には加賀友禅作家、二代目由水十久(ゆうすいとく)の染絵も飾られています。

 

ちなみにカフェの方は、「茶房 くれは」。

そして友禅小物などを扱っているのは「友禅ギャラリー 久連波」と、名称が使い分けられてるみたいです。

加賀友禅の着物レンタル

ひがし茶屋街茶房久連波(くれは)

金沢の老舗呉服店「ゑり虎」さんが営んでるだけあって、なんとここ「久連波(くれは)」では、加賀友禅の着物レンタルもされてるそうです。

入り口入って左側は、和小物&カフェがあり、左側が加賀友禅&着物レンタルとなってます。

こちらで着物レンタルして、ひがし茶屋街を散策したのち、戻って甘味を食べて寛ぐ……なんてこともできますねぇ。

カフェは1階奥と2階

ひがし茶屋街茶房久連波(くれは)

1階の左奥にはカウンターとテーブル席が。

2階はお座敷なので靴を脱いで上がるため、靴を脱ぐのが面倒な人や、椅子に座りたい人は1階席がいいかな?

常連さんらしき人もいらっしゃいました。

2階のお座敷

ひがし茶屋街茶房久連波(くれは)

2階へと上がる階段は、町屋なのでやや急ですが、上がった先に広がる畳空間はいいですよ!

廊下も畳敷。

2階のお座敷は4部屋あります。

ひがし茶屋街茶房久連波(くれは)

ひがし茶屋街の通路に面したお部屋は2部屋あり、こちらは階段登ってすぐのお座敷。

ひがし茶屋街茶房久連波(くれは)

こちらが奥の方のお座敷。

扇子の意匠が施された障子に、扇形の欄間?かな。

なんとも落ち着いててかつ洒落た空間。

ひがし茶屋街茶房久連波(くれは)

床の間に飾られた舞妓さんの掛け軸が可愛いですね。

ひがし茶屋街を見下ろせる2階お座敷

ひがし茶屋街茶房久連波(くれは)

ひがし茶屋街の通りに面したお座敷からは、通りを行き交う人々を見渡せます。

ひがし茶屋街茶房久連波(くれは)

手すりには危ないので寄りかからないでね、と注意書きもありますので、気をつけつつ下の通りを見る。

上から通りを行き交う人を見るのは楽しいですねぇ。

ひがし茶屋街茶房久連波(くれは)

ちょうど窓の向こうに、建物を突き抜ける松が見えました。

写真だとよくわかんないですね。

「久連波(くれは)」さんの斜め向かいには、お茶屋 「 藤とし 」さんがあります。

一見さんお断りのお店なので、まぁ入ることはないんですが、「藤とし」さんには建物を突き抜けるように生えている松の木があるんですよ。

ひがし茶屋街の通りを歩いてると建物で見えないので気づかないんですが、2階のお座敷から屋根の上に突き出てる松の木が見えました。

どうやったら一見さんお断りのお茶屋さんに行けるんだろうなぁ……

美味しい和スイーツ

ひがし茶屋街茶房久連波(くれは)

こちらが「久連波(くれは)」さんの甘味メニュー。

ちなみに上生菓子はかの有名な「吉はし」さんのもの。

 

「吉はし」さんは、お茶席の菓子を作るお店で、基本的に店頭販売はしていなくて、予約のみで購入できる、知る人ぞ知る的なお店。

和菓子消費量全国1位!ついでに茶道人口は全国3位な金沢、なのでお菓子、特に和菓子にはうるさいんですよ、金沢人。

そんな金沢の人も、「吉はし」なら間違いないという絶大の信頼がある和菓子屋さん。実は「吉はし」の和菓子を扱うカフェは金沢市内でも数軒しかないんですよ。

なので「久連波(くれは)」さんに来たなら、「吉はし」の和菓子がいただける上生菓子もおすすめですよ。

ひがし茶屋街茶房久連波(くれは)

こちらはかき氷メニュー。

暑い時期はかき氷外せないですね。

ひがし茶屋街茶房久連波(くれは)

ホットサンドや茶そばといった軽食メニューもあるみたいです。

ひがし茶屋街茶房久連波(くれは)

「吉はし」の上生菓子を推しておきながらなんですが、「抹茶だんご」をいただきました♪

ひがし茶屋街茶房久連波(くれは)

抹茶って、その響きで惹かれますよねぇ。

ご覧くださいこの大量の抹茶きな粉がまぶされたお団子♪

しかも塩吹昆布もついてる♪

これは甘いしょっぱいの無限ループに陥るやつですね、ありがたや。

お団子がまた暖かくて柔らかい、美味しい。

抹茶だんご、正解ですわぁ。

ひがし茶屋街茶房久連波(くれは)

こっちは友人が頼んだマンゴーカキ氷。

ひがし茶屋街茶房久連波(くれは)

なかなかのデカさです。

そしてマンゴー果肉入り。

しかもシロップが上にたっぷりなだけでなく、中ほど、下にもと全体にかけられていたらしい。これはありがたいね。

ひがし茶屋街茶房久連波(くれは)

こっちは加賀棒茶パフェ。

これもまた美味しそうです。

ひがし茶屋街茶房久連波(くれは)

お座敷で和スイーツは映えますね。

ひがし茶屋街茶房久連波(くれは)

1階のテーブル席もいいですが、どうせなら2階のお座敷席でのんびりしたいですね。

ひがし茶屋街茶房久連波(くれは)

また吹き抜ける風も気持ちいいのです。

2階からひがし茶屋街の通りをゆく人の喧騒を聞きながら、江戸の頃もこうしてお座敷から通りを眺めたりしてたんだろうなぁと、つい妄想にふけってしまいますね。

伝統的な茶屋建築

ひがし茶屋街茶房久連波(くれは)

「久連波(くれは)」さんの横の脇道に、建物の特徴について書かれた看板がありました。

1階は町並み揃いの出格子(木虫籠)、2階は雨戸を設ける茶屋建築。

以前は1軒の建物を2軒で使用していたらしい。柱の中心が境界線なんだそう。

角にあるため縁側が道路上に迫り出しているという珍しく貴重な建築様式だそうです。

ひがし茶屋街茶房久連波(くれは)

あ、そう言われてみると確かに建物の右端の縁側が道路にせり出してますね。

伝統的な茶屋建築のお座敷でいただくスイーツ、おすすめですよ。

久連波(くれは)へのアクセス

ひがし茶屋街茶房久連波(くれは)

名称 久連波(くれは)
所在地 〒920-0831 石川県金沢市東山1丁目24−3
営業時間 10:00〜18:00
定休日 水曜日
アクセス 「橋場町」バス停下車徒歩約6分
TEL 076-214-6939
URL http://www.higashi-kureha.com
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