【富山】大岩山日石寺の『観音堂』と干支にちなんだ守り本尊がある『十二支滝』

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大岩山日石寺十二支滝

『滝行&プチお遍路の修行の旅』に訪れた大岩山日石寺

見所満載のお寺なので、プチ修行のあと境内を散策。

本堂からちょっと下った場所にある「観音堂」と「12支滝」へ。

観音堂

大岩山日石寺・観音堂

観音堂は、本堂の左奥にある階段をちょっと下った場所にあります。

大岩山日石寺・観音堂

昭和42年の火災で焼失してしまい、現在の観音堂は平成8年に新たに建立されたもの。

外観は中尊寺金色堂と同じ、和様三間堂という造りだそうです。

外観、撮り忘れました……

 

周りを赤い欄干に取り囲まれててすごい目を惹きます。

大岩山日石寺・観音堂

観音堂のお堂内部。

残念ながら中には入れず、遠くから参拝。

大岩山日石寺・観音堂

横からも見ることができました。

正面から見るとわからなかったですが、奥にも観音様がおられるんですね。

 

観音堂には如意輪観音像が祀られてるそうです。

如意輪観音は、人々を苦悩から救い、あらゆる願いを叶えると言われる観音菩薩です。

 

ご利益は、智慧、財福、福徳授与、安産、延命。

真言は「オン・ハンドマ・シンダマニ・ジンバラ・ウン」。

案内板に書いてあったのは聖観音の真言かな。

観音堂の外に大きな観音像

大岩山日石寺・観音堂

そしてなんと!

観音堂のお堂の外に!おっきな観音様!

お外にいるのは聖観世音菩薩像(聖観音)だそうです。

大岩山日石寺・観音堂

聖観音は、人々を常に観ていて救いの声(音)があれば瞬く間に救済すると言われていて、千手観音や十一面観音など様々に姿を変えて救いの手を差し伸べるそう。

こちらにおられたのは十一面観音かな?

 

ご利益は、苦難除去、現世利益、病気平癒、厄除け、開運、極楽往生など。

真言は「オン・アロリキヤ・ソワカ」だそうです。

山門と阿覚窟

大岩山日石寺山門

観音堂から見た『山門』。

観音堂は建物の2階部分に作られてるので、見晴らしがいいです。

 

山門は元禄年間に建てられた楼門で仁王像が安置されていて、上市町指定文化財に指定されてます。

 

写真の左下に見える赤い欄干の橋を渡った先にあるのが『阿覚窟』みたいです。

ちょうど鐘楼の真下にあるのかな。

もう下まで降りる気力がなくて完全に見逃しました。

 

明治30年に造られたそうで、大岩をくりぬいた窟内に厄除大師(弘法大師)が祀られているそうです。

厄除け……今行っとくべき場所でしたねぇ……

十二支滝

大岩山日石寺十二支滝

観音堂の横から見える『十二支滝』。

大岩山日石寺十二支滝

場所的には『八体仏』の後ろですね。

大岩山日石寺十二支滝

昭和46年に造られた滝で、12支の干支にちなんで造られてて、12本の滝が流れ出る龍頭の頭上にそれぞれ十二支のご本尊が安置されてます。

 

向かって右から、子、丑、寅、卯、辰……と並んでいるらしい。

大岩山日石寺十二支滝

観音堂の横からは龍頭も守り本尊もよく見えますね。

 

12支の守本尊は、

  • 子…千手観音
  • 丑…虚空蔵菩薩
  • 寅…虚空蔵菩薩
  • 卯…文殊菩薩
  • 辰…普賢菩薩
  • 巳…普賢菩薩
  • 午…勢至菩薩
  • 未…大日如来
  • 申…大日如来
  • 酉…不動明王
  • 戌…阿弥陀如来
  • 亥…阿弥陀如来

です。

大岩山日石寺十二支滝

12支滝野良草は6メートルほどだそうで、滝壺の前にはベンチも置いてあって、休憩スペースになってるみたいですね。

大岩山日石寺へのアクセス

大岩山日石寺

名称 大岩山 日石寺(おおいわさん にっせきじ)
創建 神亀2年(725年)
御本尊 不動明王
ご利益 所願成就、夫婦円満、家内安全、縁結び、子宝祈願等
御朱印 あり(社務所にていただけます)
所在地 〒930-0463 富山県中新川郡上市町大岩163
社務所 〜16:00
定休日 なし
駐車場 あり
アクセス 富山地方鉄道上市駅から車で約10分
TEL 076-472-2301
URL http://ooiwasan.com/home.html
修行体験申込 上市町観光協会

<観音堂>

名称 観音堂(かんのんどう)
再建 平成8年(1996年)
御本尊 聖観音・如意輪観音
ご利益 先祖供養、水子供養

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