【新潟】白山神社の奥にある金運開運の黄龍神社と芸能上達の松尾神社

新潟の白山神社の境内にある金運アップの蛇松神社

蛇松神社のさらに奥には金運・開運の黄龍神社と芸能の松尾神社もあるのです

こちらもぜひ参拝しておきたいですね

開運厄除けの黄龍神社

新潟の総鎮守・白山神社の本殿裏にある黄龍神社

写真右側のお社です

その名の通り、黄色の昇り竜、つまりは金龍が祀られている神社です

御祭神は

• 黄龍八一分身金鶏供養宝船大権現
  （おうりゅうひのもとぶんしんきんしくようたからふねだいごんげん）
• 白山権現龍鳳富士瑞宝大権現
  （はくさんごんげんりゅうほうふじみずだからだいごんげん）

です

舌かみそうになりますね

ご利益・御神徳は

• 厄除け
• 八方除け
• 方位除け
• 災難除け
• 病気平癒
• 身体健全

など

なんといっても昇り龍ですから金運開運はもとより何事にも強い力を持ち、龍が持つ宝珠にさわるとどんな願いも叶い、欲しいと思う財や宝を得ることができると言われてます

（ドラゴンボールの神龍を思い出しますね〜）

ただ、力も強い反面、お咎めも厳しい神様です

黄龍神社の由来

黄龍神社に祀られている黄龍八一分身金鶏供養宝船大権現、長いので黄龍さまとさせていただきます、は信濃川にお鎮まりになっていると言い伝えられてます

ある時は大雨洪水等の自然災害から、あるときは農作物に恵みの雨を降らせる、水を司る龍神さまです

かつては龍神の姿をした岩を祀っていたこともあったそうですが、新潟地震や地盤沈下、新潟大火と災難が相次ぐ新潟の町に、黄龍大権現を祀るようにとの御神託があったそう

そこで昭和41（1966）年に、新潟の鬼門である北西の方角に黄龍神社を建立されたんだそうです

なぜ鬼門の方角に建てられたかというと、古来より病気や災いは鬼門から入ると考えられていたからですね

黄龍神社は新潟の鬼門を守っているわけですね

日光東照宮も江戸城の鬼門の方角に建立されてるというのは有名な話ですもんね

ちなみに白山神社と龍神様にははるか昔から繋がりがありまして、

さかのぼること1300年以上昔、白山を開山した泰澄大師、白山の頂上にて修行中、緑ヶ池から9つの頭を持つ九頭龍が現れたそうな

「このような恐ろしい龍が白山の神さまの本当の姿とは思えない。これは仮の姿だ。真の姿をお見せください」

と泰澄が念じたところ九頭龍は十一面観音に姿を変えたという

泰澄大師はその姿を木に彫り、白山山頂にお祀りしたそうで、それが白山信仰の始まりとも言われてます

霊峰白山の頂には今も龍神様が棲んでいると言われてますよ

商売繁盛を願う松尾神社

黄龍神社の隣に建つ社は松尾神社です

（写真左側）

もともと松尾神社は現在の白山公園内にあったそうですが、白山公園造成の際に神社は壊され、明治6（1873）年に白山神社本殿に合祀されました

その後昭和39（1964）年に現在の場所に神社が再建されたそうです

松尾神社の御祭神

松尾神社にお祀りされている御祭神は

• 大山咋神
• 中津島姫神（市杵島姫神＝弁財天）

大山咋神

大山咋神（おおやまくいのかみ）は、須佐之男神（すさのおのみこと）の御子である大年神（おおとしのかみ）の御子、つまり須佐之男命の孫ですね

山を司る神さまで、醸造・お酒の神さまでもあります

大山咋神様のご利益・御神徳は

• 酒業繁栄
• 醸造安全
• 製造安全
• 子孫繁栄
• 開運厄除
• 国土開発など

中津島姫神（市杵島姫神＝弁財天）

中津島姫命（なかつしまひめのかみ）は、宗像三女神の一柱でもある市杵嶋姫神（いちきしまひめのかみ）の別名で、美しい水の神様です

また七福神で有名な弁財天と同一神ともされています

つまり

中津島姫命＝市杵嶋姫神（宗像三神）＝弁財天（七福神）

という図式です

市杵島姫神をお祭りしている有名な神社は九州の宗像大社と、安芸の宮島で有名な厳島神社だよ

宗像三神は玄界灘に棲まう海の神様で航海の安全や豊漁を願う神様です

弁財天様といえば琵琶を持つ美しい女神で音楽・芸術・芸能の神さま

また「弁＝話す」ことから、話す職業、アナウンサーとかかな、や、「財」の神でもあるので商売繁盛にご利益があると言われてますね

またまた美人の神様ですから、女性の悩みや、美人力？向上にもご利益があるとか

まとめると中津島姫神（市杵島姫神＝弁財天）のご利益・御神徳は

• 海上安全
• 開運招福
• 金運上昇
• 芸能上達
• 美力向上など

ですね

ついでに余談ですが、弁財天様の使い（神使）は白蛇さまです

松尾神社のすぐ近くには蛇松神社もあることからなんとも不思議な縁ですね

黄龍神社・松尾神社への行き方

黄龍神社および松尾神社は白山神社の境内内にあります

といっても地下通路的なところを通った先の本殿の裏手なのです

白山神社の本殿向かって左側に赤い鳥居があります

鳥居の先に本殿の下を通る通路があり、黄龍神社と松尾神社はこの通路を通った先にあります

ちなみに金運アップの蛇松神社もこの先にあります

通路を抜けた先には灯籠と赤い玉垣が立ち並ぶ参道が

途中には道祖神と

金運アップの蛇松神社！

www.tefutefusanpo.net

蛇松神社のさらに先に再び鳥居があり、導かれるまま先へと進みます

ちょっと異世界へと通じてそうな不思議な雰囲気のある参道

すぐそばには大通りがあるはずなんですがとても静かでした

ぐる〜っと本殿裏手を通る感じですかね

垣根から木が突き抜けてますね

反対側から見るとこんな感じ

なんとも不思議な光景

そして参道を進んだつきあたりにあるのが黄龍神社と松尾神社です

結びのかわら

黄龍神社と松尾神社の向かいには「結びのかわら」なるものがありました

白山神社にいる神様のお力が瓦のカタチになっているそうで、いろいろな形の瓦があるそうです

瓦の形は、

• 月：勝負運
• ウロコ：家庭運
• ハート：恋愛運
• 星：出世運
• 稲：豊作
• 魚：豊漁
• 太陽：健康運
• えん：商売繁盛
• 五角：受験合格

の9種類

これが結びのかわら

瓦で幾何学模様が描かれてる感じですね

鱗はすぐ見つかりますね

真ん中には太陽と稲と魚

あとマルもありますね

よーく見ると奥にハートもありました

あと星と月でしょ

星とまると五角

こーゆーのってつい全部探し出したくなりますよねぇ

ちなみにここで使われている瓦は全て新潟産の「安田瓦」

「安田瓦」は天保年間（1830年）から作られていて耐寒性、耐圧性に優れた積雪寒冷地仕様の瓦として知られるブランド瓦だそうです

黄龍神社と松尾神社の基本情報とアクセス

黄龍神社

松尾神社

合わせて訪れたい周辺の神社仏閣

• 新潟総鎮守 白山神社
• 蛇松神社

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