今年の初詣は「浅草寺」に行きましたが、やはり地元の神社「白山さん」に行かないとなんとなく気持ちが落ち着かないのであります。
3連休の初日にも参拝に行ったのですが、せっかくなので白山さんの左義長を見に行ってきました。
白山さん(白山比咩神社)の左義長は毎年1月15日
白山さん、正式には「白山比咩神社」と言いますが地元民は「白山(しらやま)さん」の方が馴染みがあるので、「白山さん」でいきます。
改めて、白山さんの「左義長祭」は毎年1月15日に執り行われます。
成人の日が変更になってからは、祝日に合わせて行われる神社も増えましたが、白山さんは平日だろうが変わらず「1月15日」です。
左義長とは
「左義長」は1月15日の「小正月」に行われる火祭りで、その年の正月飾りや書き初め、古いお札やお守りなどをお焚き上げする伝統行事ですね。
起源は平安時代の悪魔払いの儀式まで遡るらしいですよ。
かつては陰陽師が宮中で執り行っていた儀式が民間に広まって現在へと伝わってると。
今では悪魔払いというよりも、無病息災や五穀豊穣を祈る行事って感じでしょうか。
北陸だと「左義長」と言うけれど、地域によっては「どんど焼き」や「道祖神祭り」、「三九郎焼き」「鬼火」「オンベ焼き」など様々な名称があるそうです。
自分が小学生の時は小学校の行事でも「左義長」があったんですよね。
今もあるのかな?
書き初めを左義長で燃やして、それが天高くあがると字が上手くなるなどと言われてたんですけどね。
そして左義長の炎で餅やお芋を焼いて食べるのが楽しみでした。
これが美味しいんですよ!
炎に放り込んで焼けるまでは雪遊びという最高の行事だったんですよ。
あ、左義長の火で焼いた餅などを食べたり、灰を体にまぶすと健康になるんだそうですよ!
白山さんのどんど焼きは北参道駐車場
白山さんでは左義長祭のご祈祷が行われた後、どんどの火入れが行われます。
どんど焼きの会場は、北参道の駐車場です。
かなり大きなどんどが組まれていました。
地元の中学生によるどんど焼きへの火入れ
まずは本殿へ参拝。
午前10時から弊拝殿で左義長祭のご祈祷が行われてます。
さすがに平日な上に、結構激しめの雨が降っているので参拝者は少なめです。
ご祈祷を終えた神職と中学生の子たちが出てきました。
そして神主さんを先頭に、火入れのための神聖な火を持った中学生たち。
神主さんに続いて神門をくぐり、
三の鳥居をくぐり、参道を歩き北参道駐車場へと向かいます。
一応動画を撮ってはみた。
いよいよどんど焼きへの火入れ
そして天高く積まれたどんど焼きの場所へと到着。
かなり大きいので危なくないようにゲートが組まれてます。
そして気づいたら結構な人だかり。
みんな火入れの時間に合わせてくるんですね。
ちなみにどんど焼きの火入れは午前11時からです。
かなり雨が激しいのでなかなか火が燃えるのに時間がかかってるかな。
だいぶ激しく燃えてきました。
そしてこの後、持ち込まれたお正月飾りなどがどんど焼きの中へと放り込まれていきます。
白山さんのどんど焼きは1月15日の午前11時から午後2時までです。
どんど焼きでお焚き上げをしたいものは午後2時までに持っていきましょう。
完全に燃え上がるまでは、寒さに耐えきれず離脱しました……
さすがにね雨が降る気温3度の中、居続けるのは無理でしたわ。
去年の2019年のどんど焼きの様子を一里野高原ホテル「ろあん」さんが動画に上げてくれてました。
【白山比め神社】左義長祭・どんど焼き2019年|一里野高原ホテルろあん
やっぱ天気がいいとなかなかの迫力ですね。