2019NHK杯フィギュアスケート観戦記〜2日目其の三・男子フリープログラム〜

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NHK杯フィギュア

女子シングルも終わり、いよいよ始まる男子フリープログラム。

朝の公式練習からおよそ8時間後。

もう8時間なのか、まだ8時間なのかよくわからない状態です。

男子フリーが始まる前まさかのエテリと遭遇

女子が終わり、男子が始まるまでの休憩中、これを逃すとトイレにいけない!

と廊下でトイレ列に並んでたんです。

そしたら友人がバシバシ叩いてきて、何事かと思って指す方向を見たら……

ザギちゃんのキスクラに、エテリと一緒に座ってる男性のコーチが!

ふつーに廊下を歩いてきた!

え!?

と思っていたら、なんとその後ろをエ、エテリが!

あの!

ロシアの名コーチ、エテリ・トゥトベリーゼが歩いてきたぁー!

……え?

そして、客席の階段を上がっていった……

え?

そういえば、ペアあたりからかな、後ろの席からすんごいノリノリな外国人の声援が飛んでたんですよ。

すんごいノリノリだなー、やっぱ外国の人は陽気だなーと思ってたんですけどね。

女子の始まる前に何気に後ろを振り返ったら……

あれ、見覚えある。

てゆーか、あなたついさっきそこのリンクで滑ってましたよね?

えぇぇぇぇっ!

競技を終えた選手がいるー!!!

はっ、そういえば、後ろの席のブロックが空席だな〜と思って見たら、関係者席って貼ってあったな……

え、関係者って、選手!?

え、そーゆーこと?

え、競技終わったらその後普通に客席にくるの!?

という衝撃的出来事があったんですよね。

エテリコーチが登っていった階段は明らかに関係者席の方向だったような。

あれ、じゃぁ後ろの席にエテリがいるの?

え?

もうなんかね、違う意味でドキドキしながら席に戻り、振り返ってみたら……

いたぁー!

エテリが!後ろにいるー!!!

思わず背筋シャピーンってなりました。

いや全然関係ないんだけどさー、なんだろうね、変な汗かいたよ。

ふぅ。

いよいよ始まる男子フリープログラム

男子の第1滑走はカナダのコンラッド・オーゼル君。

クリケットで練習してるのでコーチはオーサーなんですね。

続いてちょっとショートで出遅れてしまったけどビチェンコさん。

パイレーツ・オブ・カリビアンいいですね、盛り上がるし衣装も素敵。

3アクセルもちょっと堪えたけどまとめてきたのはさすがです。

31歳現役。すごいなぁ。

ビチェンコさん大好きです。

ジェイソンちゃんの美しい滑りが「シンドラーのリスト」とあってますね。

ちょっと切ない感じとか。

ジャンプが決まりきらなかったのがもったいなかったけど……

スピンやステップは抜群に美しいです!

そしてあっとゆー間に草太くん!

いよーっし!

冒頭4S決めた!

あぁっ次の4回転抜けちゃった……

と思ったらその後の4回転トーループは決めたぁ!

大丈夫!

迷いもがき苦しみながらも諦めないというテーマのプログラムですから!

度重なる怪我を乗り越えてきた草太ならいけるよ!

うん、草太のノーブルな滑り好きですよ。

そして終わってみればフリーだけなら全体の5位。

総合でも6位!

そして後半グループ最初に登場の島田高志郎くん。

最初の4回転決まったかと思ったけど転倒しちゃいましたね。

でもずーっと楽しそうに滑ってたのが印象的だったなぁ。

あとランビ先生カメラを用意してもらえるととっても嬉しいです!

次に登場したカナダのロマン・サドフスキー選手。

あれ、なんか聞き覚えある曲、と思ったら「シンドラーのリスト」だ。

前半次々綺麗なジャンプを決めてて、なんかすごいぞ神がかってる!

と思ったら後半ちょっと崩れたのがもったいない。

それだけノーミス演技というのは大変なんですね。

そういや第1グループの最後に滑ったロシアのアントン・シュレポフ選手も「シンドラーのリスト」だったんですよね。

3回も聞いてたらそりゃついさっき聞いたような気になりますよね。

いよいよ登場 Origin!圧巻の演技&鬼リカバリー

なんですかね、現れた瞬間一気に空気が変わる。

演技に入る前、もうなんか息する音さえはばかられるようなピーンと張り詰めた緊張感。

冒頭のループ、ループが決まればっ!

おそらく会場中がそんな空気に包まれていたような途轍もない緊張感……

そんな中……

決めたぁぁぁぁぁっ!

そして次よー、次のサルコ、綺麗に決まったぁぁぁぁぁー!!!!!

素晴らしすー!!

なんなんですかね、あの会場中を掌握するような……

会場中の全視線が全神経が羽生選手ただ1人に集約されていくような……

この感覚は、なんて言えばいいんでしょうね。

他でまるで感じたことのない感覚・感情・空気……

うーん、やっぱり人間じゃない。

そしてこのまま神演技くるかぁ!?

と思ったらまさかの後半3連続のとこの4回転が抜けちゃった!

はぁっ!ってなってたら

4回転跳んできた!

しかも3回転つけた!

え?

そこで連続ジャンプなの?

しかも4−3!?

え?

人間?

あれ、えーとじゃぁ最後のジャンプは?

予定だと3A2Tだっけ、

と思ったらまさかの 3A1Eu3S !

え、ここで3連続?

最後のジャンプですけどここ……

人間技じゃねー、宇宙人やん

しかもこれ目の前で見てしまったよ?

もう意識どっかに飛んでっちゃったよ……(笑)

いやもうすんごかった!

震えた!

すごすぎる!

えーしかもこないだの報道ステーションで修造さんとのインタビュー流れてたんですが……

3A3Aのシークエンス跳ぼうとしてたって?

え?

謎すぎる。

滑りながらその計算ができるのもすごいし、実際にやってのけることができるだろうことも凄すぎて……

会場で見てたら最後の鬼リカバリーが凄すぎて、まぁでも200いくかいかないかくらいかな?と思ってたんだけど、195.71か。

え、あー、そうなの?ってなっちゃったけど、そっか、回転不足があったのか……

うん、でも総合300点越え!

優勝おめでとうございます!

試合終わり後ろを振り向いたらとんでもなかった

いや〜すんごい試合でした。

羽生選手の後のエイモズ選手もステキな演技だった。

そしてキスクラが可愛かった。

最終滑走のヴォロノフさん。

32歳でも4回転跳んでくる!

すごい!そしてイケメン!

ぜひともまだまだ現役続けて欲しいなぁ。

いや〜凄かったなぁと思っていたら、後ろがいきなり騒がしい。

後ろが関係者席でペアやアイスダンスの人たちもいたので、声援がすんごかったのは凄かったんですが。

なんだろうと振り返ったら……

えぇぇっ!

ザギちゃんがいる!

あ、コストルナヤもいる!

そうだエテリもいた!

えぇぇぇすぐそこ歩いてる!

あ、そうか表彰式へ行くのね。

っていうか、そんな普通にいるんですか!客席に!?

 すんごいびっくりしましたよ。

つまり振り返ったらこんな状況だったってことですか……

なんって豪華っ!

ってここでも放心してたら、優勝インタビュー。

キスアンドクライが見えないので会場内のモニターで見てましたが、なんで後ろのパネル揺れてんだ?なんか気になる……

と思ってたらまさかのご本人が揺らしてたんですかい!

そして優勝インタビューの最初におっしゃった

「日本で滑りたかったんで、ずっと」

これ聞いてもう、うんうん、そうだよね、待ってたよってうるうるしました。

なかなかうまく文章にできないのですが、もうまさにこれです!

フモさんやっぱりすごいなぁ。

 表彰式はなんというかもう終始可愛かったです。

そして荒川さんからのメダル授与。

感慨深いなぁ。

いや〜それにしてもほんとよかったなぁ。

書きたいことはまだまだあるけど、うまく言葉が出てこない。

もうとにかく、一番は、やっぱりケガなく無事に終えられたことが本当によかったです!

何より嬉しそうで楽しそうなのがよかった。

それだけで十分見てるこっちは幸せなのです。

いや〜本当素晴らしかったです!

そしてこの場にいれた事が最高に幸せでした!

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