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去る2021年12月、北京五輪の代表選考も兼ねた全日本フィギュアスケート選手権大会。
せめてどれか1つくらい当たればいいなと抽選に申し込んだ結果、まさかの男子SP、男子FP、エキシビジョンと希望したチケットが全当たりという自分でもびっくりな幸運に恵まれまして、行ってきました全日本フィギュア!
約2年ぶりの生羽生くんだ〜♪
そしてタイムリーにはてなブログが、特別お題キャンペーン「わたしの推し」を開催!ということで我が推し『羽生結弦』についても語りたいと思います。
全日本までのひと月が濃厚すぎた
全日本フィギュアのチケットの当選連絡が来たのが11月下旬。
怪我で欠場となったNHK杯のおよそ1週間後。
正直この頃は、NHK杯を怪我で欠場となり、その後のロシア杯もほぼ欠場が濃厚……ケガの具合が全くわからないが、全日本も果たして出場するかどうかわからない状況。
チケットが当たったことはかなり嬉しかったが、羽生くんが来るかどうかまるでわからない状況。
見たい気持ちはもちろんある。
でもそれ以上にとにかく怪我を治して欲しい。絶対に無理はして欲しくない!
でも見れるなら見たい……というなんとも言えない気持ちの中ホテルを探したり、何か新しい情報はないかとツイッタやネットをさまよいまくる……
(仕事せーや)
全日本選手権のエントリーが発表され、 #羽生結弦 、#紀平梨花 らが名を連ねた pic.twitter.com/hOwf6GHSES
— Sponichi on Ice (@SponichiF) November 27, 2021
そんな中、全日本エントリーの情報が来た!
おぉぉ!
いやいや落ち着け、そらエントリーはするよね、しないとね。
エントリー=出場じゃないもんな、落ち着け。
でも怪我が良くなってるのかな、とあわい期待が生まれる。
ペア“ #りくりゅう ”GPファイナル切符獲得!日本人同士では初の快挙#三浦璃来 #木原龍一https://t.co/vdQQT692Cj
— Sponichi on Ice (@SponichiF) November 27, 2021
さらにそんな中ペアのりくりゅうがなんとGPファイナルへ!という素晴らしいニュースが来た!(GPファイナルは中止になりましたが……)
りくりゅうペアはほんとに楽しそうに滑るんですよ〜。見てて楽しくて幸せな気持ちになるんですよ〜。
五輪代表に決定してますからねー、ぜひみなさん見てねー、応援してねー。
#羽生結弦 と全日本選手権 12―15年に4連覇、昨年は5度目頂点 https://t.co/mgs4e12mSh
— Sponichi on Ice (@SponichiF) December 20, 2021
そして、ついに!
出場!
出場のお知らせがキター!!!
出るのか、出るのね、怪我は大丈夫なのかな?でも無理はしないで欲しいな。
あぁでも会えるのね〜!!!!!
と狂喜乱舞。
してたら梨花ちゃんが怪我で欠場のニュースを見てしょんぼり……
#羽生結弦 全日本で4回転半!北京五輪挑戦も初明言「取りにいけるのであれば、取りにいきます」 https://t.co/btU3S6vAPq
— Sponichi on Ice (@SponichiF) December 22, 2021
そしてついに全日本が始まりますね。
滑走順は何番かなとか呑気なことを思っていたら、まさかのご本人から
「4A飛びます」
宣言。
えええええええええっ!?
怪我が治ってる治ってないとか、全日本で4Aとんでも公式記録には残らんし、さすがにここで飛んでくることはないかもなぁなどと思っていたら、全然違った!
飛ぶんだ!
っていう、そしてついにご本人の口から「北京五輪」の言葉が出た。
そか、うん、じゃぁ全力で応援するよ!
というわずか1ヶ月の間に起きたとは思えないほど感情の起伏が激しかった。
結弦ジェットコースター健在どころか、さらなる激しさを増していた。
一路さいたまスーパーアリーナへ
12月23日、ついに全日本フィギュア開幕!
女子SPは自宅テレビ前観戦。女子は混戦すぎて精神にくる、しんどい。
そしていよいよ24日は男子ショート。
2年ぶりのフィギュア生観戦!
北陸新幹線に乗り込み、情報収集しつつ、さいたまスーパーアリーナへ!
【 #羽生結弦 語る 公式練習編(2)】状態に不安なし「右足の捻挫に関しては知り尽くしている」
(完)です https://t.co/RGF4NKuNdx
— Sponichi on Ice (@SponichiF) December 23, 2021
調子は良さそうですかね、うん。
男子SPは夜9時までと長いですからね、ホテルに荷物を置いて、ついにたまアリ到着!
すでに結構な人。
ロンカプが凄すぎて意味不明
会場前のパネルは電子掲示板になったんですね。
映像で見れるのも楽しいですが、パネルも楽しかったんだけどな〜、一緒に写真撮れて。
NHK杯欠場となったので、新ショートプログラムが清塚さんによるピアノ編曲の『序奏とロンドカプリチオーソ』ということだけはわかってはいるものの、他は全く詳細がわからない。
ロンカプはフィギュアではわりとメジャーというか、よく使われてるけど、やっぱりヴァイオリンのイメージなんですよね。
それがピアノになるとどうなるんだろうと、まるで想像ができない。
そして新プログラムということは、お衣装も新しいということなんですよね。
新しいプログラムがヴェールを脱ぐ。
しかもピアノ版のロンカプ。
さらに新しいお衣装もヴェールを脱ぐ。
そのあらゆるお初を会場で、生で、見るの?
あれ、これ、正気でいられるのかな?
というわけのわからない状態に陥ってしまったけれども、どんどん出番が近づいてくる。
自分が出るわけでもなんでもないのに、もんんのすごい緊張感。
まさに口から心臓がまろびでそう。
#羽生結弦 最終調整で衣装お披露目 さあ新SP「序奏とロンド・カプリチオーソ」 https://t.co/BAv0PjhfYN
— Sponichi on Ice (@SponichiF) December 24, 2021
あぁぁぁおいでなされた!
あれ、ANAジャス着てない!
お衣装でこられた!
なんか光ってる!
神々しい!
なにあの生き物!?
という軽いプチパニックの中ついにロンカプが!
なんなんですかね、
あの緊張感の中、ほんとに全く毛ほどの揺らぎもなく完璧な演技をやってのけるって……
座席はジャッジ席と反対側のロングサイドだったので、スタート位置がちょうど後ろなんですよね。
自分の位置からはお背中からスタートだったのですが、テレビではこの角度で見ることもないのでなかなかレアだなと思いつつ、ただ立ってるだけで美しい……
音楽が鳴り出すまでのあの静寂の一瞬がほんと身じろぎひとつできないくらい緊張するんですけど、ご本人はまるで意に介さないかのように、するりと演技が始まる。
するするする〜とおすべり遊ばされるんですよね、あれ、浮いてんのかな?くらいに滑らかにしなやかに動いていく。
そしてあまりにも軽々とジャンプを飛ぶんですよ。
4回転ですよ、トリプルアクセルですよ、そんな簡単に跳ぶジャンプなんですか?ってくらいふわりふわりと跳んじゃうんですよ。
最初から最後までジャンプもスピン、ステップ、あらゆる要素が途切れることなく人繋ぎに紡がれていくんです。
そして、あれ、ロンカプってもともとピアの曲だっけ?ってくらい自然。
そしてまたひとつ一つの音の粒に合ってんだな〜。
なんなんだろう、弾いてるのかな?弾いてますよね?ってくらい音と一体化してる……
怪我あけの初戦で実戦が約8ヶ月ぶりとかなはずなのに、そんな演技じゃないよね。
まぁ2020年の全日本も初戦でもの凄かったけども!
次元が違いすぎるでしょ、これ。
一体何回リピートしたかわからないくらい見ちゃってますけどね。
それにしても清塚さんのピアノもまたえげつないですね〜。
凄すぎますわー。
ちょっと面白かったのは、演技終わり、早くスタオベしたくてうずうずしてるのだけど、なんせ初めて見るから終わりがわからない。
多分そろそろ終わる、はず、と会場中がいつ立っていい?スタオベのタイミングはいつ?と伺ってる感じがしたのがおもしろかった。
というかあんな美しくも激しいプロの終わりがまさかの少年ジャンプ!?みたいな終わりはちょっとびっくりしたけど。
暗闇から始まり、何かをつかむ #羽生結弦 〝ロンカプ〟の物語 https://t.co/MSmFqDwx3v
— Sponichi on Ice (@SponichiF) December 24, 2021
暗闇から始まり何かを掴む、そんなイメージだったんですね。
たしかにまるで一遍の物語というか映画でも見たような感じでしたね。
それにしても、ですね、
なんであんなにチョーカーが似合うの?
女子でもなかなかにハードル高いっすよそれ、なんでそんな違和感なくお似合いになられるんでしょうか……
まだまだ語り尽くせぬ想いが溢れるようにあるのだけど、いかんせん、うまく言葉にできない。
語彙力崩壊。
というか生羽生選手を見た後は、夢見心地というかなんというか、不思議な感覚になるんですよね。
この感覚はなんと表現すればしっくりくるのであろうか……
高山真さんだったらこのロンカプを見てなんと表現されただろう……
あ、もちろん男子SPは第1滑走から全部見たんです。
地上波だとなかなか全部の放送はないですが、最初から見てるとやはり楽しいんですよ。
それぞれに個性があって、自分もちゃんとしないとなーとか、夢や元気をもらえるんです。
ありきたりな感想ですけどね。
さすがに全部の感想は書ききれないし覚えきれてないですが、印象に残ったとこだけ。
第1滑走者が三浦佳生君だったのですが、いや、これ、1番目に滑る演技じゃなくない?
第4、5グループにいてもいいよね?ってくらい素晴らしかった。
実際SP5位で、フリーでは最終グループに入っちゃいましたからね。いやびっくり。
草太のSPがすごく良かった!
よかったよぉぉ。
鍵山くんはなんだろなーこの安定感、と思いきやまさかの転倒でびっくり。
しかしちゃんと立て直してくるとこはさすが。
昌磨、怪我の情報があったけど大丈夫かな?
あれ、もしかして冒頭4回転フリップとんだ?
会場だと当然ながら解説ないのでホテル戻って確認したけどやっぱりフリップだったのか。
しっかり全日本に合わせてくるあたりさすがです。
そして、ランビ先生がかわいい。
ちょうどキスクラ正面の席だったので、視界にランビ先生がうつる。
めっちゃ一緒に動くやん、ていう。
イルミネーションが羽生色で綺麗でした
男子ショートが終わって、外に出るとイルミネーションが綺麗でした。
けやきひろばというところで、青と水色と白にライトアップされてて綺麗でした。
なんだか羽生選手の衣装のような色味と煌びやかさ。
ビル風がすごい寒かったけど。
振り返るとたまアリの大型スクリーンにも映ってましたね。
たまアリに来るのは2019世界選手権以来ですねぇ。
あの頃は羽生選手がこんなに長く現役でいてくれるどころか、北京五輪を目指すとは思っていもいなかったなぁ。
そしてまさか世界がこんな状況になっていようとは……
夜ご飯をどうしようか迷った結果、たまアリタウンの「健康中華 青蓮」さんでチャーハンをいただきました。
やはりどこも人がいっぱいではあるけれども、近場のホテルが取れず川越のホテルにしたので、ホテルに戻ってからだと10時過ぎになっちゃいますからねぇ。
それならと、ちょっと待つけどたまアリで食べていくかと。
その間に電車の混雑も減るだろう的な。
世間はクリスマスイブなんですよね。
そこで中華を選ぶ人はまだ少ないだろうと思ったけど、やっぱりそれなりに待ちはしました。
そういえば、ここでもちょっと面白い出来事がありました。
食事を終えてレジでお会計に行ったところ、対応してくれた、たぶん店長?っぽいおじさんに、
「ハニュー、来た?」
と聞かれました。
あ、そうかお店忙しすぎてニュース見る暇も、お客さんに聞く暇もなかったんだな。
ちょっと落ち着いたとこにあきらかに全日本フィギュア見てきたっぽいのが来たからどうしても聞きたかったんだね。
「うん、きたよ!」
って言ったら、
「ホントー!優勝シター?」
とさらに聞かれたので、
「今日はショートだから優勝はまだわからないよー。でも1位だったよ〜♪」
と言ったらすんごく嬉しそうでした。
あ〜好きなんだなぁ、早く知りたかったんだろうなぁとほっこりしましたよ。
お店は
- 健康中華 青蓮
- けやきひろば内1F
にありますよ。
本格中華のお店で美味しかったですよ。
えぇっと、このままフリーとエキシについても書こうと思ったのですが、すでに5000字を超えていたのでまた別記事に続きます。
もっとちゃんと上手くまとめられる文章力が欲しい……