てふてふさんぽ 
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大神神社から狭井神社、そして山の辺の道を通り「桧原神社」へ。
そして再び桧原神社から山の辺の道を歩き、大神神社へと戻ります。
実は、山の辺の道の往路にて、美味しそうなご飯屋さんを見つけていたのです！
戻ってくる頃がちょうどお昼頃の予定なので、ここでお昼ご飯を食べよう！と山道歩きに疲れ、空腹に襲われながらも頑張って歩きました！
だってやっぱり三輪に来たなら素麺食べないと！
山辺の道・花もり
山の辺の道で見つけたお店はここ「花もり」さん。
狭井神社から徒歩10分くらいかな？
貴船神社のちょい手前、月山日本刀鍛錬道場記念館のすぐそばにあります。
三輪山裾、まさに大自然に囲まれたお店。
お店に着いたのが12時過ぎだったので、すでに人でいっぱい。
庭のテーブル席は満席になっていました。
店内にはカウンター席もありました。
かろうじてカウンター席が空いていました、ラッキー。
森を渡る風が気持ちよくて、木漏れ日がキラキラしていてなんだかすごくホッとする感じのお店でした。
メニューはやっぱり三輪そうめん！
こちらがご飯メニュー。
やっぱり素麺ですよね。
ただ「花もり野菜カレー」も気になりますね。
ルーには小麦粉・油・肉類を使っていないらしい。
これはかなりこだわりのカレーですね。
うーん、悩ましい……
こちらはデザートメニュー。
もしかしたら季節によって違うのかも。
奈良イチゴパフェとか、挽きたてきな粉のわらび餅とかこれまた心そそるメニューが！
ランチどきじゃなくても、ちょっと疲れた体に甘いものを……と立ち寄るのもいいかもしれませんね。
体力、そんなにない方ではないと思うけど、でも山の辺の道を往復はかなり疲れると思います！
途中甘味処があったらかなり嬉しいです！
花もり野菜膳・三輪素麺付き
まぁ色々悩みつつも、「花もり野菜膳・三輪素麺付き」をいただくことにしました。
野菜の炊き合わせと天ぷらのお膳。
やっぱ天ぷら、いいですよね。
上から撮ってみた。
地元の野菜が中心だそうです。
季節によってお野菜も変わるかな。
そしてこれに三輪そうめんもついてくるんですよ。
疲れた体に染み渡る美味しさです。
三輪は素麺発祥の地
素麺といえば、
- 揖保乃糸（兵庫県）
- 三輪そうめん」（奈良県）
- 小豆島そうめん（香川県）
の日本三大そうめんが有名ですが、実は素麺の発祥の地は奈良県の三輪なんです。
いまから千二百余年を遡る昔のこと。
日本最古の神社、三輪山の大神神社で、ご神孫・大田田根子の子孫で八二七年に三輪族の氏上にも任ぜられた狭井久佐の次男穀主朝臣が飢饉と疫病に苦しむ民の救済を祈願したところ、神の啓示を賜りました。
仰せのままに肥沃な三輪の里に小麦を撒き、その実りを水車お石臼で粉に挽き、癒しの湧き水でこね延ばして糸状にしたものが、そうめんの起源と伝えられています。
そののち、三輪素麺はお伊勢参りの途中で訪れた人々を魅了し、手延べの製法も播州（兵庫県）、小豆島、島原へと伝わり、日本を代表する伝統食となりました。
素麺の生まれた大神神社で素麺をいただく。
なんとも素敵なご縁ですな。
三輪素麺の値段は「神託」で決まる！？
なんと、三輪素麺の値段が「神託」で決められているんだそうですよ！
大神神社で疫病や飢饉で苦しむ人々を救うために素麺作りが始まったことから、大神神社は素麺作りの神様としても親しまれているらしく。
毎年、2月5日には『卜定祭（ぼくじょうさい）』という、その年の素麺相場をご神前で占うご神事が執り行われるらしい。
ちなみに夏の終わりには、年中行事を締めくくる感謝祭も境内で行われるそう。
一年の営みを無事に過ごすことができた喜びを「そうめん踊り」に表わし、ご神前へ奉納するんだそうです。
今でもご神託で素麺の卸値が決められているというのがすごいですね。
さすが古代から続く歴史の都・奈良ですね。
山辺の道・花もりさんの場所
| 所在地 | 〒633-0073 奈良県桜井市茅原２２２−４ |
|---|---|
| 営業時間 | 10:00～17:00 |
| 定休日 | 月曜日（祝日及び月曜日が朔日の場合は火曜日） |
| 駐車場 | なし） |
| アクセス | 大神神社から山の辺の道を北に徒歩約10分 |
| 問合せ | 0744-46-4260 |
| URL | https://y-hanamori.amebaownd.com |
