平成最後の日に倶利伽羅不動寺に八重桜のライトアップを見に行ってきた

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倶利伽羅不動寺・八重桜

倶利伽羅不動寺でちょうどゴールデンウィーク期間に「八重桜まつり」が行われる。

しかも夜間ライトアップもされるというではないですか。

これは見に行きたいよね!

そして、よし!4月30日の夜、それこそ平成最後の夜に夜桜を愛でに行こうではないか!となったんですけどね….…

八重桜まつりは倶利伽羅不動寺の山頂本堂

倶利伽羅八重桜まつり

倶利伽羅不動寺は山頂本堂だけでなく、西之坊鳳凰殿もあるのです。

鳳凰殿は道の駅倶利伽羅も近く、山の麓なのでまだ全然行きやすいのですが、山頂本堂はガチの山ん中です。

石川と富山のほぼ県境。

昼間ですらなかなか行くのは大変な山道です。

それを夜に行く!

うーん、ドキドキです。

八重桜が満開で見頃のよう

昼間の倶利伽羅の様子を見ると、八重桜がほぼ満開で、かなり見応えがあるようです。

これがライトアップされるということですね。

それはそれは美しいのでしょうねぇ。

……と思いながら、ひたすら真っ暗闇な山道を行きましたよ。

がんばって……。

不安しかない道中

まったく車と行きあわないので、それはもう果てし無く不安になりましたよ。

あれ、もしかして鳳凰殿の方だった?

いや、でもたしか山頂本堂と書いてあった。

にしては真っ暗。

やってる?

とかなりの不安に襲われた頃、「八重桜まつり」ののぼりが!

よかった!

と思うけど、でもやっぱり不安になるくらい真っ暗。

車のライトに照らされた桜が綺麗ではありましたが、それにしても車がいない。

ほんとにやってる?

もしかしたらあまり天気が良くないからかな

でもかろうじて曇りだから雨が降ってはいない。

不安を抱えつつも本堂へ向かって進むと、ようやく

提灯の明かりが見えた!

きっとあそこだ!

ライトアップとは……?

倶利伽羅不動寺・八重桜

ようやく山頂本堂にたどり着き、車を停めるも、あれ?暗くない?

まつり感が、どこ……?

というか提灯のライト少なくない?

あれ?

上に行ったら綺麗なんか?

と思っていた、

いや思いたかった!んだが、

先客が

「上いってもここと変わんない、暗いよ。」

と教えてくれました。

え?暗いの?

ライトアップってもっとこう、……あれ?

いや、たしかに提灯は付いてはいるよ。

ライト(光)がアップ(点灯)されてはいるよ。

間違ってはないけど… …え?

来る途中車のヘッドライトで照らされた桜の方がよっぽど明るくて綺麗だったけどあれ?

倶利伽羅不動寺・八重桜

かろうじて提灯の灯りのところだけがぼんやりと明るい。

倶利伽羅不動寺・八重桜

……頑張れiPhone……!

車のヘッドライトで照らされた八重桜がキレイでした

倶利伽羅不動寺・八重桜

ちょうど先客が帰るので、いい感じに車のヘッドライトが八重桜を照らし出してくれました!

倶利伽羅不動寺・八重桜

ほら、なんてキレイなんでしょう!(笑)

いや、ほんとに桜はキレイだったんだよ……

ただ、暗かったんだ……

そう、ただそれだけなんだけどね。

いや、でも、ライトアップって「灯り」が大事だよね……?

倶利伽羅不動寺・八重桜

車がさった後の、八重桜と提灯と八重桜まつりののぼり。

そうか、これが幽玄の世界か!?

人はいない、薄ぼんやりとした灯り!

これが幽玄?

えー、『幽玄』とは、

「幽」はかすか、「玄」は奥深い道理の意

  1. 物事の趣が奥深くはかりしれないこと。また、そのさま。「幽玄の美」「幽玄な(の)世界」
  2. 趣きが深く、高尚で優美なこと。また、そのさま。
  3. 気品があり、優雅なこと。また、そのさま。
  4. 中古の「もののあはれ」を受け継ぐ、中世の文学・芸能の美的理念の一。言葉に表れない、深くほのかな余情の美をいう。
    ㋐和歌では、言外に感じられる王朝的な上品で優しくもの柔らかな情趣をいう。
    ㋑連歌では、艶でほのかな、言葉に表されない感覚的な境地をさしていう。後に、ものさびた閑寂な余情をもいうようになった。
    ㋒能楽では、初め美しく柔和な風情をさしていったが、後、静寂で枯淡な風情をもいうようになった。

幽玄(ゆうげん)の意味 – goo国語辞書より)

 えーと、うん、そうね、静寂?奥深く計り知れない、かな。

門の灯りが一番明るいかな

倶利伽羅不動寺・八重桜

山門?に明るめのライトが点いていた。

うん、このライトは提灯より明るいです。 

倶利伽羅不動寺・八重桜

ライトに照らされた八重桜が綺麗です。 

倶利伽羅不動寺・八重桜

暗闇に浮かび上がる桜は綺麗ですねぇ。

うん。

これくらいの感じで全体的にライトアップされてるのかなと思ったんですよね……

ただねぇ、門のところも内側は真っ暗だった……

せめて門の内側にも、提灯でいいから灯り欲しかったなぁ。

平成最後の夜に笑撃的な思い出ができた

倶利伽羅不動寺・八重桜

提灯の数がもっと多かったら、たぶんすごく綺麗だったと思うんですよねぇ。

見せかけの提灯にもライトが点いてたらもっと明るかったんじゃないかなぁ。

なんで半分しか提灯の灯りがついてないんだろうと思ったら、丸じゃない方は釣られてるだけでそもそもライトが付いてなかった!

ことに後で気付いたよ。

ただね、山の上で他に灯りがないから夜景が綺麗でしたよ〜。

八重桜まつりのチラシを改めてよくみたら、提灯200個って書いてありましたね。

うん、たぶん倶利伽羅不動寺の広さだと200個じゃ足りなかったのかな。

来年はこの倍くらいは用意されてると嬉しいな!

ついね、勝手にスカイランタンの時のようなのをイメージしちゃったんですよね。

奇跡の晴れ間で実現!開山1300年記念の倶利伽羅不動寺で石川県初のスカイランタンを見てきたよ!

でもこれ、倶利伽羅は倶利伽羅なんだけど、山頂本堂じゃなくて鳳凰殿の方でしたね。

山頂にこれだけのライトアップの設備を設置するのは確かにかなり大変だよね。

もう、なんだろな、驚きがすごすぎてみんなで爆笑しちゃったよ。

もしかしたら写真だと暗さが伝わりにくいかもしれないけど、想像以上に暗いよ。

まぁまぁ田舎の夜道、より暗いかな。

念のため鳳凰殿にも寄ってみたけど、うん、鳳凰殿は閉まってた!

だからライトアップは山頂本堂で間違いなかった。

帰りに金沢駅の前を通った時は、煌々と照らされた明かりを見て、思わず

「すっごいライトアップされてるよ!」

って言っちゃいましたよ。(笑)

いや〜ライトってすごいですね。

ただねぇ、山頂本堂までの道が本当に真っ暗闇なんですよね。

そしておそらく普段はあの提灯の明かりさえないんだよな、と思うと、倶利伽羅不動寺山頂本堂の通常の夜と比べると、実はものすごくライトアップされていたのかもしれないですね。 

うん、そうね。

ライトアップってこんなだよね?とゆー己の願望や固定観念を押し付けちゃいけないね。

倶利伽羅さんの八重桜まつりは昼に行ったほうがいいと思う

倶利伽羅不動寺八重桜まつり

改めてチラシを見てみたら、そうだね、昼間の写真が全面だもんね。

やっぱり昼間に見にいくほうがいいかな。

山頂はやっぱりちょっと肌寒いしね。

メインイベントは「厄除け念仏赤餅つき」だもんね。 

八重桜が咲いてる間に昼間にリベンジこれるかなぁ……

倶利伽羅不動寺 山頂本堂へのアクセス

名称倶利伽羅不動寺 山頂本堂
住所石川県河北郡津幡町倶利伽羅リ-2
参拝時間9:00~17:00
備考北陸不動霊場 第24番 札所
北陸白寿三十三観音霊場
第18番 札所
TEL076-288-1451(9:00~17:00)
URLhttps://www.kurikara.or.jp

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