能登のお土産に「いも菓子」なるものがあるんです。
ほくっとしててお芋さんのような和菓子。
素朴な味わいなんですが、大好きなんです。
能登銘菓「能登のいも菓子」
あんまり有名じゃないかもしれなんだけど、能登には「能登のいも」という「いも菓子」があるんです。
なんだ芋のお菓子か、普通じゃん?って思うでしょ。
でもね、能登のいも菓子は、「いも」と言いながら原材料には「芋」が入ってないんですよ!
芋を使わずに芋に似せたお菓子、それが「能登のいも菓子」なんです。
不思議でしょ。
まさに珍奇なる菓子。
なんで能登金時とか、五郎島金時とか有名なさつまいもあるのに、芋使わないで芋に似たお菓子を作ったんだろうね。
形もさつまいもに似せてます
能登のいも菓子は、元祖は珠洲の「泉谷菓子舗」さん。
とはいえ能登銘菓なだけあって、いわずみさんとかいろんな和菓子屋さんで作られてます。
これは輪島の朝市で買った泉秀芳堂さんの「いも菓子」。
いも菓子と言いながらさつまいもは使ってません
ちょっと小ぶりなさつまものような形のいも菓子が包まれてます。
ニッキ(シナモン)の香ばしい皮の中には、ほくほくとした白餡。
知らずに食べてると普通にお芋のお菓子って思うんですよ。
長いこと本当にお芋のお菓子だと思ってましたもん……
まさか芋が使われてないなんて思いませんでしたさ……
輪島の朝市にはいろんなお店の「能登のいも菓子」が売られてるので、食べ比べてみるのもおもしろいかもですね。
そういえば「いも菓子」を買おうと店先を訪れた時、人がいなかったんだけど、すぐにおばちゃんがきてくれたんだけど、
なんとそのおばちゃん、隣の露店でお店を出してるおばちゃんだった。
まだ朝市がたってる時間だったのもあるけど、普通にお店の人かと思っちゃった。
それくらい自然だったから。
お互い持ちつ持たれつ、助け合いながらっていうのが自然にあるんだなぁと、ちょっとほっこりしたのでした。
輪島の朝市へのアクセス
名称 | 輪島朝市 |
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所在地 | 〒928-0001 石川県輪島市河井町朝市通り |
営業時間 | 8:00頃〜11:30頃 |
定休日 | 毎月第2、第4水曜日と1月1日〜1月3日(臨時営業の場合もあり) |
駐車場 | 朝市駐車場(8:30〜12:00まで有料)あり |
アクセス | 金沢から車で約2時間 金沢駅から輪島特急バス乗車約2時間30分「輪島マリンタウン」下車徒歩約5分 |
TEL | 0768-22-7653(午前中のみ、輪島市朝市組合) |
URL | https://asaichi.info |
オンラインショップ | https://www.wajima.shop |
SNS | Instagram |