てふてふさんぽ

ど田舎のぐうたらフリーランス・デザイナーの備忘録とゆるふわ旅日記、ときどきフィギュアスケート

【金沢城めぐり】復元された鯉喉櫓台といもり堀。鯉喉櫓台は見晴らしがよく特に夕景がおすすめです

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金沢城・鯉喉櫓台石垣

金沢城の南西の端にある鯉喉櫓台。金沢城の南西側を囲む外堀のいもり堀の南東端にあります。

兼六園や金沢21世紀美術館のある広坂交差点のすぐ近くにあります。

鯉喉櫓台という名称ではありますが、櫓があるわけではなくお堀の端に周囲を見渡す高台があるという感じです。

ここから見る夕景はなかなか綺麗ですよ。

金沢城の南東端にある鯉喉櫓台

金沢城・鯉喉櫓台石垣 

金沢城本丸南面には、石積み模型発掘石の展示がある石垣回廊があります。

石垣に沿ってお城の外周を兼六園方向へと歩いていくと、お城の角、南東の端っこにあるのが鯉喉櫓台です。

鯉喉櫓台は「りこうやぐらだい」と読みます。

金沢城鯉喉櫓台

地図の下のとこ、お城の突端にあるのが鯉喉櫓台ですね。

右側が兼六園になります。

金沢城絵図

いもり堀|金沢城公園より)

 

江戸後期の絵図には「鯉喉櫓台」と書かれてるのですが、名前の由来はまだわかってないそうです。

なんですかね、鯉(こい)の喉(のど)。

そして櫓と書かれて入るものの、建物があったという記録はないそうなので、櫓があったわけではないらしい。

周囲を見渡す高台?本丸を守る前線基地?といった感じかな。

明治に埋め立てられる

明治40年(1907)、鯉喉櫓台と金沢城の南西を囲む外堀のいもり堀は、旧陸軍によって鯉喉櫓台の上部が削られ、いもり堀も埋め立てられ、陸軍用地になります。

戦後はテニスコートとして利用されてました。

なんとかつてはここにはテニスコートがあったんですよ。ちょっとびっくりですね。

金沢城鯉喉櫓台

いもり堀|金沢城公園より)

 

かつてはズドーンと聳え立つ、金沢城本丸南面の石垣もこの時削り取られてるんですよね。

黒い段々になってるのが明治以降の石垣の形ですね。

青い線が元々の石垣の形状なんですよ。

その上に辰巳櫓があったっていうね。

結構ガッツリ削り取ってますねぇ……

 

赤い線が復元整備された部分ですね。

復元された鯉喉櫓台といもり堀

金沢城いもり堀と鯉喉櫓台

いもり堀|金沢城公園より)

 

平成の発掘調査で、埋められていた鯉喉櫓台の下の部分、約9.6mが残っていることが確認されました。発掘された石垣は1664年の修築時のものだそうです。

 

江戸時代の鯉喉櫓台は、堀底からの高さは約14.4m!

堀に向かって突き出した主要部分は、長辺23.4m、短辺11.8mとなかなかの大きさ。

カクカクっと折れ曲がりながら金沢城の東側の車橋門まで続いていたそう。

現在の道路・お堀通りの中央付近まであったということです。

 

さすがに道路まで飛び出して復元するわけにもいかないので、歩道手前までの範囲で復元整備されております。

 

いもり堀は「宮守堀」と書きます。

「宮守」と書いて「やもり」と読むそうですが、昔イモリがこの堀にいたのをヤモリと勘違いして「宮守堀」と書いたけど、ヤモリじゃなくてイモリと読んでしまって、なんだかんだで最終的に「いもり堀」になったんじゃないか、という説もありますが、名前の由来はよくわかっていません。

現在はひらがなの「いもり堀」表記で統一されてます。

 

江戸時代の堀は、幅が広いところで約40m、深さが10m以上あったらしい。

復元にあたっては、兼六園を経た辰巳用水をひき、往時とほぼ同じ水深(5尺≒1.5m)の水堀となっているらしい。

 

平成20年(2008)12月から鯉喉櫓台といもり堀の復元整備が進められ、平成22年(2010)3月に完成。

鯉喉櫓台の石垣の整備には、旧陸軍が堀に埋めたものを優先的に使用し、残りは戸室石を使っているそうです。

ただ歩道側は現代工法の擁壁構造になっていて、櫓台本来の積み方と異なる石積みだそうです。

鯉喉櫓台から見るいもり堀と金沢城

金沢城・鯉喉櫓台石垣

復元された鯉喉櫓台は、登ることができます。もちろん無料。

建物があるわけではないですが、気持ちよくて、ここからの見晴らしはなかなか綺麗なのです。

夕景が特におすすめです。

金沢城・鯉喉櫓台石垣

鯉喉櫓台から見た、金沢城本丸南面の高石垣

石垣の角の上には、元々は辰巳櫓があった場所。

そして奥に見える森は、金沢城の本丸があった場所です。

金沢城・鯉喉櫓台石垣

鯉喉櫓台の上。

けっこう広いです。 

金沢城・鯉喉櫓台石垣

高台なので割と遠くまで見渡せる。

金沢城・鯉喉櫓台石垣

鯉喉櫓台と一緒に復元されたいもり堀

やっぱお城にはお堀がいるでしょう!

全部は無理でもできる限り復元してほしいなぁ。

左側に見えてるのがしいのき迎賓館ですね。

金沢城・鯉喉櫓台石垣

鯉喉櫓台石垣の特徴の案内板があるのだけれど、屋外にあるから日に焼けてしまってねぇ。

金沢城・鯉喉櫓台石垣

同じく鯉喉櫓台石垣の施工手順もあるのだが、日に焼けててひび割れしちゃってる……

そのうち綺麗になるかしら?

金沢城・鯉喉櫓台石垣

鯉喉櫓台南西角、ここからはちょうど広坂交差点が見えます。

左側の林が兼六園の入り口の真弓坂で、右手側には、建物の影で見えないですが、金沢21世紀美術館があります。 

金沢城・鯉喉櫓台石垣

鯉喉櫓台からはちょうど西陽が見えるのですよ。

夕方、空が赤く染まっていく様子は美しいですよ。

江戸時代もきっとここから当時の衛兵は夕日を見たに違いない!と勝手に思っている。

金沢城・鯉喉櫓台へのアクセス

金沢城・鯉喉櫓台石垣

所在地 〒920-0937 石川県金沢市丸の内1
開園時間 [3月1日~10月15日]7:00~18:00 (退園時間)
[10月16日~2月末日]8:00~17:00 (退園時間)
鯉喉櫓台開放時間 [3月1日~10月15日]7:30~17:50 (退園時間)
[10月16日~2月末日]8:30~16:40 (退園時間)
休園日 無休
入園料 無料
ライトアップ 毎週金曜日・土曜日、祝日の前日など(その他、観桜期や紅葉期など)
日没から午後9時まで
無料
駐車場 なし
アクセス バス「兼六園下」下車徒歩約3分
問合せ 076-234-3800
URL http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kanazawajou/