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石川県の桜の名所といえばまず思い浮かぶのは「兼六園」。
他にも桜の名所はたくさんありますが、「能登さくら駅」ここもぜひ訪れたい桜スポットですね。
駅のプラットフォームの両側に植えられた桜の木がトンネルとなり、その中をやってくる列車。
これは見逃せませんね。
今年の桜は早かった。早すぎた……
兼六園の桜を見に行けず。
能登は金沢より開花が遅いからまだ見頃なんじゃないか!?とやってきた能登さくら駅。
訪れたのは花冷えの雨が降る2021年4月4日。
いや4月4日って……例年ならぼちぼち開花宣言出るくらいですよ。
なんでもう散ってるんですか!
平年より12日も早かったみたいですからねぇ、開花宣言。
お天気は雨なれど、雨にけぶる桜も綺麗だろう!とやってきた能登さくら駅。
雨でも結構たくさんの人が訪れてました。
ちなみに「能登さくら駅」は、正式には「能登鹿島駅」といいます。
旧国鉄七尾線が開通した昭和7年(1932)年に開通を記念して、地元の方が桜を植えたそうです。
ホーム沿いに植えられた約100本ものソメイヨシノが、プラットホームから線路を覆うように咲き誇る桜は、駅にやってくる列車を迎えるトンネルのようでもあります。
昭和63年(1988)年4月に、風見鶏が潮風に揺れる大正ロマン風のかわいい駅舎が完成したのを機に「能登さくら駅」という愛称がつけられたそうです。
今では「能登さくら駅」ですっかり定着してますどね。
能登さくら駅の駅舎。かわいらしい造りです。
てるてる坊主がいっぱいいる。
駅舎内もなんともレトロでかわいい雰囲気。
できたのは昭和だけど、大正ロマンな駅。
能登桜駅というか、能登鹿島駅は『中部の駅百選』にも選ばれたことがあるそうです。
能登さくら駅は、というか能登さくら駅もはしる「のと鉄道」、列車がやってくるのは基本1時間に1本程度です。
ですので桜と列車の写真を納めたいなら時間を確認し、撮り逃さないようにしましょう。
1本撮り逃したら次は1時間後とかですからね。
1時間に1本あるだけ結構走ってる方だとは思いますけどね。
ちょうどいい感じで列車がやってきました!
雨だけど。これはこれでいい雰囲気かな。
ラッキーなことに上下線同時にやってきた。
しかも片方はなんと「花咲くいろは号」!
「花咲くいろは」は金沢や能登を舞台にしたP.A.WORKS制作のアニメ。
ちなみにP.A.WORKSは富山を拠点にするアニメ制作会社ですよ。
そんなこともありなんと「のと鉄道」には「花咲くいろは号」が走っているのです。
運行状況はのと鉄道さんのサイトでご確認くださいね〜。
列車が通り抜けた後はだいぶ人もまばらになりました。
雨で色が薄いけどホームの両脇に咲き誇る桜が見事なピンク色なんですよ。
ちなみに能登さくら駅は、反対のホームに行くときは線路を渡ります。
田舎ならではの風景かな。
なので線路と同じ目線でホームを見上げることができるのです。
桜のトンネルが見事ですねぇ。
桜の時期はぼんぼりが灯されてライトアップされるそうなんです。
それもまた綺麗だろうなぁ。
雨で全く伝わらないのですが、桜の向こうは海なんです!
能登さくら駅は海と山に挟まれた駅で、桜の向こうには七尾湾が広がってるんですよぅ!
晴れていたら海の青と空の青に映える桜のピンクが見事だったはずなのに!
山側のホームには、上の方へと上がる階段があり高台から能登さくら駅を見下ろすことができます。
向こうには、海!が!広がってるんです!
全然伝わらないけど!
来年リベンジだな〜。
ホームを移動するときに線路を渡るのでね、線路から見るホームという景色を見ることもできるのは能登さくら駅の醍醐味でもありますね。
駅舎向かって左側にはホームへと伸びる緩やかな坂もありますよ。
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