オペラのコンサートに行ったら思いの外面白かったけど字幕が欲しいと思いました

記事内に広告を含みます

オペラコンサート

友人にお誘いを受け、オペラのコンサートに出かけてきました。

がっつりオーケストラのいる本格的なのではなく、楽団?音楽団体?の主催するコンサートでしたが。

まともにオペラを聞いたことないなーというのと、気軽に行きやすい感じだったので、ちょっと非現実を味わってきました。

 オペラとは?

オペラコンサート

日本語だと「歌劇」と訳されてますね。

そのまま歌と劇ですね。

 

オペラは演劇と音楽によって構成されている舞台芸術。だそうです。

 

ミュージカルみたいなもんかな、と思うけど、ミュージカルは基本音源にのせて歌うかな。

オペラは生歌。生伴奏。そしてマイクなし。なんですね。

使われる曲もクラシック音楽が基本ですね。

だからちょっと敷居が高いといえば高いかな……

 

ミュージカルはポップスやロック、ジャズとなんでもありな印象。

さらにダンスもありますね。

 

ナレーターの説明はよく聞くべし

今回見に行ったのは、1つのオペラをまるっとやるのではなく、様々なオペラのワンシーンをオムニバスのように歌っていく感じ。

有名どころのオペラが一度に色々聞けてお得な感じ。

 

なんですが、行って気付いた。

そんなにオペラ詳しくない!

ってゆーか、オペラのストーリーあんま知らない!

 

流石に『オペラ座の怪人』とか『カルメン』とかなら大体の話はわかるけど。

フィギュアスケートとかでもよく使われる曲でもありますしね。

 

でも今回は超有名どころはあんまりなくて、プッチーニとかヴェルディの曲が多かったかな。

なんとなく曲や曲名は知ってる……

でも内容わからんな……

 

と思っていたら、歌の前に、今から歌う歌は、登場人物はこんな人で、こんなシーンの歌ですよ〜と教えてくれます。

他のコンサートはどうかちょっとわかりませんが、でも多分ナレーターかプログラムに説明があるのではないかと!

 

その説明を聞いた上で観ると、あぁなるほど、今はこんな気持ちの歌を歌ってるんだな、というのがわかるので見ていて楽しいです。

歌いながらお芝居が入ってるので。

オペラ観るなら事前に予習しておきたい

オペラコンサート

とはいえ、いくらナレーターの方の説明をしっかり聞いてもまるまる全部を説明してくれるわけではありません。

まぁあらすじ?くらいでしょうか。

 

そうすると、思ったより長いシーンだと、自分の想像していた部分のお話が終わってしまったな……今何が起きているのかな?

となって、若干の置いてきぼり感は否めない。

 

オペラ『ラ・ボエーム』の「ミミの別れのアリアと四重奏」というシーンがあったのですが、登場人物がミミとロドルフォという恋人と、もう1組、ムゼッタとマルチェッロという恋人という、まぁ2組の恋人たちがいたのですが……

まず最初に出てきた2人組がどっちの恋人たちか、わからない!

そして、後から現れた恋人たち……

君らはどっちだ!?

うーん、わからない、カオス……

 

どれが誰かわからない時点で、ストーリーも頭から消えてしまい、もはやよくわからないまま舞台上の人たちの動きや歌を聴くのみ。

もはや、すごいな〜よくあんな声でるなー。

生歌なのによく通るなー。

という感想しか出ない。

まぁそれはそれでいいのかもしれないが。

 

休憩に入った途端、ググりました。

そしてようやく、そういうことだったのかー!と腑に落ちる。

 

ということが何度かありました。

今ここはどんなシーンかということがわかっていれば、もっと感情移入して楽しめたんじゃないかなぁと思った次第です。

 

字幕が欲しい

仮にそのオペラの話を知らなくても、何を歌ってるかわかれば違うんでしょうが。

なんせオペラで歌われる言葉は、ほとんどがイタリア語

 

オペラの発祥がイタリアらしいので、イタリア語のオペラがダントツに多いらしいです。

イタリア語以外のオペラも多少あるみたいですが。

 

今回見に行ったのは、全部イタリア語でした。

 

イタリア語なんてさっぱりです。

ブォーノとかボンジョルノくらいしかわかりません。

巻き舌スゲーなーくらいの感想しか出てこない……

 

だからねぇ、ほんっとに心の底から、背景に字幕スーパーが欲しい!

今歌ってる歌の日本語訳を!!

なんなら今風の言葉でもいいですよ。

そしたらもっと楽しめる!

って思ったんですけどね。

 

なんて思ってたら、あるんですね。字幕付きのオペラも。

新国立劇場とかなので、ちゃんとした設備のとこじゃないと無理なのかな?

まとめ:オペラを観るなら最低限の予習はした方が楽しめる

オペラは『歌劇』というだけあって、歌と演劇なので上演される演目の内容くらいは、ざっくりでも知っていた方がより楽しめるかなと思います。

字幕があるようなとこなら必要ないかもしれないけど。

でも頭にストーリーが入ってれば、字幕を頑張って追わなくてもいいので、やっぱりある程度は予習した方がいいかな。

 

今回初めてオペラを観に行きましたが、思いの外楽しめました。

第2部の時は、休憩中にザザッと予習したので。

話を知ってると、何を歌ってるかはわからないけど、今こんな感じなんだなというのがわかると、歌い手の感情の入れ方とかが見えてきて面白かったです。

やっぱり教養って大事ですね。

 

そして、今回改めて思ったのは……

オペラに出てくるのは大体が女好きのロクでもないやつばっかりなんだな!(笑)ってゆーことでした。

いやもうほんと、女好きのゲスいのばっか出てくるんですねー、オペラって。

イタリア発祥だからなのか?

そう思うと、オペラって面白いね。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA