何かに迷っても小さな「決断」と周りのサポートでいつの間にか先へ進んでいく

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迷いと決断

「りっすん」と「はてなブログ」の特別共同お題キャンペーンが今年も始まってましたね。

お題は「迷い、決断したことは?」

 

正直こんな機会でもないと、なかなか自分のことを振り返って、その時、何に迷い、決断したのかを省みることは無いなと思ったので、お題に挑戦してみることにしました。

最初の「迷い」は高校受験

これまで生きてきて、はっきりいってドラマのような、人に語れるほどのものはナイ。

ただ振り返ってみて、思い出されるということは、その時にそれなりに「迷い」や「葛藤」があったのかなと。

まず思い浮かんだのは、おそらく多くの人が迷い、決断を迫られる「高校受験」。

なんとなく漠然と、自分の学力と通える範囲の学校に進むのかなと思っていた。

 

けれど、今振り返ってみれば、今後の人生を大きく左右するであろう転機があった。

それは「体験入学」。

その日は夏休みだったか、週末だったかと思う。

部活動も終わり、本格的な受験シーズンに入りかけた頃。

学校説明会や体験入学がいろんな高校で始まった。

その中の1つが、実際にそこへ進学することになるのだけど、体験入学を申し込んだ時は、正直この高校を受験するつもりはなかった。

かなり新しい学校で、音楽と美術を専門に学ぶ芸術コースがある珍しい学校だった。

 

あまりにも遠いので受験することはないだろうけど、どんなところか見てみたいよねと、まぁ軽いノリで体験入学に申し込んだんです。

 

体験入学が、すっごい楽しかったんですよ。

すっかり魅了され、この学校に行きたい!ってなったんです。

 

ただいくつか問題が。

まず通うのがものすっごく遠い。

そして、受けるなら芸術コースに行きたい。

となると学科試験とは別に実技試験がある。

絵を描くのは嫌いじゃない、わりと好き。

しかし、受験となると話は違う。

ちゃんとしたデッサン力も必要になるだろうし、何より絵画教室なんて行ったこともない。

 

とりあえず親に相談してみる。

どっちにしろ学校遠すぎるし通うの大変だから、普通の学校にしときなさいと言われるだろうな、とちょっと思っていた。

ところが!

母親の知り合いに美大出身で、隣町で絵画教室をやっているという人がいた!

まじか!?

 

しかも!

なんとその高校のすぐ近くに叔父叔母夫婦が住んでるから、もし冬場通うの大変なら下宿すればいいんじゃない?

と、反対どころかすっごい前向きな答えが返ってきた。

 

幸い?学力は足りていたので、やっぱりいちばんの問題はデッサン力。

親が早々と連絡を取ってくれ、毎週夜絵画教室に通うことに。

 

そこから、勉強と絵を受験まで半年間頑張った。

今思えば完全に親や周りのサポートがあったからこそ、できたことなんだなぁと今更ながら思う。

 

正直、高校受験は受けようかどうしようかすごく迷った。

もし親に相談した時に反対されていたら、反対を押し切って、説得してまで受験しようと思ったかと言われると……自信ない。

 

高校受験の時に「決断」したことは、たぶん、親に相談したこと。

なんだよな。

相談したことで、受験への道筋ができた。

すごーく小さな決断だったかもしれないけど、でもそのおかげで道が開けたのは確かなんだな。

次の大きな決断は大学受験

そんなこんなで、めでたく希望の高校に進学できた。

ちなみに通学時間は片道1時間半。

今思えばよく3年間通ったなぁと思う。

 

美術の専門コースに入ったので、当然ながら何の疑問もなく

「大学受験=美大受験」

だったんですよね。

 

なんとなくこのまま美大進学でいいのかな?と迷いながらも美大受験。

失敗。

 

そこで真剣に考えました。

浪人して美大受験するか、

専門学校行くか、

働くか……

ここはかなり迷いました。

絵を描くのは楽しい。好き。

でもそれだけで大学まで行っていいのか?

浪人するとなると流石に親にも負担かけるよな。

うーん、でも美大進んだらどんなことやるんだろう、気になる、やっぱりもう一回チャレンジしてみたい……

 

ふたたび、親に満を辞して相談してみる。

「やっぱり1年浪人して美大受験したいと思う……」

「うん、わかったよー。」

 

え?そんだけ?

軽っ!

 

まぁ結局浪人して美大進学するわけですが。

かなり親に救われていたんだなぁと。

色々と悩んだり迷ったりしてる時は、察してるのか察してないのか実際のとこはわからないけど、放っておいてくれるんです。

だから自分自身、ちゃんと納得できるまでしっかり考えられる。

ちゃんと自分で納得できるまで、考えられるから自分なりの答えを見つけて「決断」できる。

 

そして「決断」したことを、否定せず受け入れてくれたから先に進むことができたわけで。

受け入れてくれる存在がいるというのはかなり大きいんだなぁと、本当に今更ながら実感する。

「決断」なんて小さなことでいい

高校受験の時に「決断」したことなんて『親に相談する』ですからね。

でも実際、自分自身ではどうにもできないことだったわけで、自分でどうにもならないことは、誰かに相談すればいいんですよ。

相談するということを決めるという、すんごい小さな決断でも、何かしら先に進めるんです。

相談する相手にもよるかもしれないけれど、相談する相手を決めるのも自分ですからね。

 

でもそうして小さな決断であったとしてもいつの間にか先に進むんですよ。

もちろん周りの協力やサポートもあるけれど。

あと、自分で決めたことだから、後悔しないこともないかもしれないけど、自分の中で消化できますから。

 

そして小さな決断を繰り返していくうちに、なぜか今フリーランスになってブログまで書いてるという(笑)

 

 

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