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「きんつば」という和菓子はまぁ全国でもよく見かけますが、
金沢で「きんつばと言えば?」
「中田屋!」
とゆーくらい有名なのです。
ちょいちょい食べる機会はあるのですが、箱でもらったのはそういえば初めてでした。
「きんつば」は漢字で書くと「金鍔」なんです。
そして正確には「金鍔(きんつば)焼き」と言うんです。
「きんつば」は略称なんですね。
そして「鍔」とは、刀の鍔のことなのです。
柄と刃の間の丸いやつです。
上方で考案された和菓子で、元々は「銀鍔」と言ってたそうです。
鍔は金というか銀の方が多いですもんね。
なので実は元々は丸い形をしていたんですよ。
今でも丸い「きんつば」を作ってるところもあります。
この「銀鍔」の製法が江戸に伝わると、
「銀よりも金のほうが景気が良い」
という理由で「銀鍔」から「金鍔」に変わったんです。
そしてそれが定着したと。
なんというか、え、そんな理由?って感じですね。(笑)

そしてこちらが「きんつば中田屋」のきんつば!
刀の鍔のイラストがプリントされてますね。
「きんつば」だけに!

そして函に描かれた竜のマーク。
カッコいい。

このシンボルマーク、創業者自ら考案したんだそう。
お名前が「中田憲龍」さん。
名前が由来になってるんですね。
中田屋は石川県鶴来町で昭和9年に創業した、85年以上続く老舗和菓子屋さんです。
昭和21年に金沢の東山に移転してます。

中には「きんつば」と「うぐいす」。
「きんつば」は、まさにTHEきんつば!
薄焼きの皮であんこを包んだ王道タイプ。
そして「うぐいす」は、青えんどうを使ったきんつばでございます。
9月初旬から5月末までの期間限定のきんつばなのです。

「きんつば」も「うぐいす」もどちらも龍のシンボルマークが入ってます。
「うぐいす」は優しい緑色ですね。

こちらが「きんつば」と「うぐいす」!
どちらもプリップリした大粒の豆がいいですね。
粒が大きくてプリッとしてるので食感もいいです。
「きんつば」はやはり間違いない餡子の美味しさ。
「うぐいす」はやや甘さ控えめで、ほんのりえんどう豆の味もします。
個人的には「うぐいす」大好きなんです。


実はまだ食したことがないのですが、「中田屋」には春限定の「きんつば」、それも「きんつば さくら」があるんです!
桜の塩漬けのきんつば、気になりますね。
春限定なので、うっかりしてると買い逃すんですよね。
「きんつば さくら」は、2月初旬から4月中旬に販売されるので、今度こそ忘れずに買いに行きたいな。
ちなみに「きんつば中田屋」は、金沢市の東山や元町、有松店などの直営店のほか百貨店でも買えます。
そして、石川県以外の百貨店でも購入できるんです。
- 富山大和店
(富山県総曲輪3丁目8番6号(大和富山店 地下1階)) - とやマルシェ店
(富山県富山市明輪町1-220(とやマルシェ 百万石銘店)) - 仙台三越店
(宮城県仙台市青葉区一番町4丁目8-15(仙台三越 本館地下1階)) - 阪急うめだ店
(大阪府大阪市北区角田町8-7(阪急うめだ本店 地下1階)) - 東急東横のれん街店
(東京都渋谷区道玄坂1-12-1(渋谷マークシティ-東横のれん街 地下1階))

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