【能登】上杉謙信も絶賛した「七尾城」の本丸跡から見る景色は絶景かな

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能登山城・七尾城

標高役300mの山上に築かれた七尾城。

能登守護職の畠山氏の居城で、日本100名城にも選ばれてます。

本丸があった山上からは、眼下に広がる七尾市街とその奥に広がる七尾湾が一望でき、あの上杉謙信も絶賛した絶景スポットでもあるのです。

戦国の山城・七尾城

能登山城・七尾城

七尾城は、能登国の守護であった畠山氏が築いた山城。

築城時期は室町時代から戦国時代の、1400年代半ばごろ~1500年頃と言われてます。

 

南北に約2.5km、東西約1.0km、面積は約252.6haにも及ぶ、全国でも屈指の規模をほこる山城。

「七尾」という地名は、七尾城が築かれた松尾・竹尾・梅尾・菊尾・亀尾・虎尾・龍尾の七つの尾根に由来すると言われてます。

能登山城・七尾城

これが七尾城の中心部の復元イラスト。

かなりな規模ですよね。

山上にこれだけのものを築き上げるってすごいな……

今は残念ながら建物は残ってないんですけど、石垣が今でもまだ残っているんです。

難攻不落の山城

能登山城・七尾城

七尾城は、日本5大山城の1つに数えられるほど強固な山城。

かの軍神・上杉謙信をして「難攻不落」と言わしめた城なのです。

能登山城・七尾城

戦上手の上杉謙信ですら、七尾城攻略には10ヶ月にも及び、しかも疫病が流行したり、畠山家のなかに内応者が現れてやっと陥落できたというほどなので、かなり堅固な山城だったということですね。

上杉謙信により七尾城が落城したのは、 天正5年(1577)。上杉家の居城になるかと思いきや、なんと翌年に上杉謙信が急死。

一時、上杉方が入城するも、天正9年(1581)に、織田信長から能登一国を与えられた前田利家が七尾城へ入城。

ただ前田利家は、平地に小丸山城を築き、山城であった七尾城を離れたため、七尾城は廃城となったのです。

本丸駐車場から本丸まで徒歩5分

能登山城・七尾城

七尾城跡は、麓の「七尾城資料館」横の散策路から山頂の七尾城跡まで登るルートもありますが、車で山頂近くまでいくこともできます。

麓から山城攻略するぜ!という方は麓に七尾城登山口駐車場があります。

いや流石に山登りは……という方は本丸駐車場を目指すといいと思います。

山頂近くまで車で行けます。

能登山城・七尾城

本丸駐車場から七尾城本丸跡までは徒歩5分ほどです。

戦国の山城が感じられる七尾城

能登山城・七尾城

本丸駐車場から本丸まで徒歩5分程とはいえ、多少は登ります。

見上げた先の平たくなってるとこが本丸跡地。

建物はないとはいえ、かなり多くの石垣が現存してるので迫力十分。

本丸駐車場からチップ道を進むと「七尾城跡」の案内看板があり、その手前に本丸へと続く上り坂&階段があります。

能登山城・七尾城

階段を登った左手が本丸跡地。

能登山城・七尾城

本丸跡地へと続く階段。

ドキドキしますね。

上杉謙信も絶賛した七尾城からの絶景

能登山城・七尾城

階段を登るとさらに右へ90度、上へと続く階段。

能登山城・七尾城

今なお残る石垣からもかつてここに広大な城が築かれていたんだなぁと感慨もひとしお。

能登山城・七尾城

七尾城本丸跡地。

山頂のさらに中心部にはちょっと小高い丘があって、神社がありました。

能登山城・七尾城

神社にお参りして、振り返ると目に飛び込んでくる絶景。

そして山頂なので吹き渡る風がまた気持ちいい。

能登山城・七尾城

下から見上げた石垣の際まで行けますよ。

落ちないように気をつけてね。

能登山城・七尾城

本丸からは能登島や七尾湾など能登半島が一望できます。

本丸の標高は305m。 

能登山城・七尾城

いや〜絶景かな。

これは、天下取った〜感がすごい!

能登山城・七尾城

反対側は石動山が見えます。

上杉謙信が七尾城攻めの際に本陣を置いたとされてる場所ですね。

あそこから謙信がやってきたのかぁ。

 

やはり七尾市に来たなら七尾城には行っておきたいですね。

本丸跡地からの景色は実に素晴らしいよ。

七尾城跡へのアクセス

能登山城・七尾城

名称 史跡 七尾城跡
所在地 〒926-0031 石川県七尾市古府町、古屋敷町、竹町入会地大塚14-1、2-4、15-2
駐車場 あり
アクセス JR七尾駅から循環バス「まりん号」東回り「古屋敷町」バス停下車、徒歩約40分
TEL 0767-53-8437(七尾市スポーツ・文化課)

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