スポンサーリンク
たまにブログなどで見かける「previous」。
アメリカのドラマとかでも注意して聞いてると、冒頭に「Previously on 〜」と言ってたりします。
「previous」は「前の、以前の」という意味なのですが、ちょっと使い方に注意が必要な単語です。
previous:前の、先の
「previous」は形容詞で、
- 前の、以前の
- 事前の
- 先の
という意味です。
発音は[príːviəs(プリーヴィァス)]。
「前の」というと、「former」がありますが、
- former:時間的に前
- previous:順序が前
という違いがあります。
「previous」は順番や順序が前
「previous」が表すのは、順番や順序が、前、なんです。
時間の流れではない。
ややこしいっすね。
よくブログ記事の下にある
- previous(prevとも省略される)
これは今読んでいる記事の前の投稿という意味ですね。
ちなみに反対語は「next」か「following」が使われます。
つまりブログ記事を例に取ると、「previous」は「順番的に前」ということなので、
- previous:ひとつ前、直前の記事
「former」も「前の」という意味だけど時間的に前なので、過去の、昔のという意味、
- former:過去の記事
という違いです。
例えば、仮に毎日更新のブログだとして、1月1日のブログ記事の
- previous:12月31日の記事
- former:12月31日以前の過去の記事
という感じでしょうか。
他に、今の前の仕事という時は「my previous job」と言えます。
「previous」を使った例文
- How are they different from the previous models?
(前のモデルとはどこが違うんですか?) - I worked for my previous company for three years.
(私は前の会社で3年間働きました。) - The accident happened previous to my arrival.
(その事故は私がくる前に起こった。) - Unfortunately, I’ve got a previous appointment.
(残念ながら先約があります。) - Our sales last year were less than half those of the previous year.
(昨年の当社の売り上げは前年の半分以下でした。) - The previous owners of this house moved to England.
(この家の以前の持ち主はイギリスに引っ越した。) -
My previous employer didn’t pay me overtime.
(前の雇用主は私に残業代を払ってくれなかった。) -
This condition is illustrated in Figure 3 on the previous page.
(この条件は、前のページの図3に示されています。) -
Please disregard my previous email, and use the attached images instead.
(前のメールは無視して、代わりに添付の画像を使用してください。) -
You need to add a link to the previous page that the user was on before coming to the page.
(ユーザがこのページへ来る前にいた「前のページ」へ戻るリンクを加える必要がある。)
Previously on 〜:前回のあらすじ
ついでに海外ドラマの冒頭でよく聞く
- Previously on 番組名:前回の番組
要するに「前回のあらすじ」ということですね。
「previously」は「previous」の副詞で、
- (今より、ある時点より)前に、以前に、先に、前もって
という意味です。