【金沢】いしかわ赤レンガミュージアム内の「加賀本多博物館」には関ヶ原で使用したという甲冑があるよ

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いしかわ赤レンガミュージアム(加賀本多博物館)

いしかわ赤レンガミュージアム」の第3棟にある「加賀本多博物館」。

ここには加賀藩前田家に仕えた筆頭家老の加賀本多家に伝わる武具や馬験(うまじるし)などが展示されている武家博物館です。

加賀本多博物館

いしかわ赤レンガミュージアム

加賀本多博物館」は、「国立工芸館」の隣に並び立つ3棟の赤レンガ倉庫「いしかわ赤レンガミュージアム」の第3棟です。

この赤レンガ倉庫はかつては旧陸軍の施設として、戦後は金沢美術工芸大学として使用されてました。

現在は第1・2棟が「石川県立歴史博物館」、第3棟が「加賀本多博物館」となっていて、あわせて「いしかわ赤レンガミュージアム」と呼ばれています。

第2棟の交流体験館は無料で楽しめるエリアになってます。

ここがなかなかにインスタ映えするフォトジェニックな場所なので外観の建物だけでも訪れる価値はあると思いますよ。

いしかわ赤レンガミュージアム

道路側から順に第1・2・3棟と並んでいて、「加賀本多博物館」のある第3棟は一番奥の赤レンガ倉庫です。

3棟は全て連絡通路でつながってます。

加賀藩前田家を支えた本多家の名品

いしかわ赤レンガミュージアム(加賀本多博物館)

加賀本多家博物館の入場料は一般400円、大学生は300円で高校生以下は無料です。

石川県立歴史博物館との共通券もありますよ。

共通券は一般500円、大学生400円、高校生以下は無料!なので時間があるなら共通券の方が断然お得です。

いしかわ赤レンガミュージアム(加賀本多博物館)

加賀本多博物館」では、一部、撮影可能な場所があります。

おぉこれすごい!ってのはまぁ大体撮影禁止でしたので、ぜひ現地にてご覧ください。

美しい刺繍が施された火事装束とか、

前田家の姫君の御輿入れの際の豪華な調度品とか、

馬具や刀剣、甲冑に矢立などのいろんな武具とか、

見応えのある江戸時代の武家文化の品々が展示されているのです。

石川県指定文化財にもなっている南蛮渡来の「村雨の壺」は必見とのことです。

なんでも江戸時代初期、幕府と加賀藩の間で起こった越中国新川郡を巡る領有権の問題を、加賀本多家初代・政重が父・正信らを介して幕府と交渉し、最終的に新川郡は加賀藩のものになったのです。

その功績によってなんと5万石から10万石に加増するよという話があったんだけど政重さんたら辞退します。

じゃぁってんで代わりに拝領したのが「村雨の壺」だそうです。

そんなわけで別名「5万石の壺」とも呼ばれております。

そんなこと言われたら気になりますよね。

写真撮影NGでしたので気になる方は観に行ってね。

五万石の価値のある壺かぁ……

いしかわ赤レンガミュージアム(加賀本多博物館)

こちらはなんと加賀本多家初代・政重が「関ヶ原の戦い」で実際に着用したと伝わる甲冑!

いしかわ赤レンガミュージアム(加賀本多博物館)

これまた「関ヶ原」で使ったという十文字槍と太刀。

実際に見るとめっちゃ長いです。

重たい甲冑着てよくこんなの振り回せますよね。

戦国武将まじ半端ないわ。

加賀本多家とは

加賀本多家とは、加賀百万石の前田家に仕えた加賀藩の筆頭家老

初代・本多政重は、あの徳川家康の重臣・本多正信の次男です。

徳川家康に仕えた本多といえば、本多正信本多忠勝が有名ですね。

ちなみにこの2人は全く血縁関係はないらしい。

加賀前田家に来た本多政重は、正信系の本多家です。

余談ですが、本多政重は、最終的に加賀藩に落ち着くまでの14年間の間でなんと7回も主君を変えてます。しかも関ヶ原の戦いの時は、宇喜多秀家の家臣として、つまり西軍に参加して徳川家康と敵対してたってゆー変わり者です。

掘り下げると面白すぎて長くなるので省きます。

そんなこんなで加賀藩前田家に仕えた本多政重

なんと禄高は5万石という大名並みの破格の高禄!

ちなみに江戸時代、3分の2近い数の多くの大名は五万石以下だったんですよ。

つまりその辺の大名よりも高給取りだったんです!

まぁ加賀藩には1万石以上の禄高の重臣が、本多家を含めて8人いたんですね。

これらは「八家(はっか)」と呼ばれる加賀藩で最も重要な家臣たちだったのです。

藩末時の禄高順だと、

  • 本多家:5万石
  • 長家:3万3千石
  • 横山家:3万3千石
  • 前田家(長種系):1万8千石
  • 奥村家(宗家):1万7千石
  • 村井家:1万6千石以上
  • 奥村家(支家):1万2千石
  • 前田土佐守家:1万1千石

という感じです。

本多家が圧倒的に禄高高いですね。

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いしかわ赤レンガミュージアム

いしかわ赤レンガミュージアム」や「国立工芸館」のあるあたりは、江戸時代には加賀本多家の当主らが居住した上屋敷があった場所なんです。

そのためこの辺りは「本多の森公園」と呼ばれてます。

本多家の一族が住んでいた中屋敷、家臣たちが住んでいた下屋敷は、現在は「本多町」という地名がついてます。

下屋敷に住んでいた家臣たちは、現在の「石川県立美術館」と「中村記念美術館」を結ぶ「美術の小径」あたりを通って上屋敷まで出勤していたそうですよ。

【金沢】「美術の小径」は金沢の中心にありながらも自然豊かで気持ちのいい散策路
国立工芸館

江戸の頃はこのあたりで武士たちがお仕事してたんですねぇ。

いしかわ赤レンガミュージアム(加賀本多博物館)へのアクセス

いしかわ赤レンガミュージアム
名称いしかわ赤レンガミュージアム(加賀本多博物館)
所在地〒920-0963 石川県金沢市出羽町3-1
開館時間9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日12月~2月の毎週木曜日、年末年始、展示替え期間
入館料一般400円、大学生300円、高校生以下無料
※石川県立歴史博物館との共通券:一般500円、大学生400円、高校生以下無料
※交流体験館は無料で利用できます。
駐車場周辺に文化施設共有駐車場あり(約250台、無料)
アクセス北陸鉄道路線バス「出羽町」バス停から徒歩約5分
金沢ふらっとバス菊川ルート「国立工芸館・県立美術館」バス停から徒歩すぐ
TEL076-261-0500
URLhttps://www.ishikawa-rekihaku.jp
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