【奈良】日本最古の大神神社には運気がアップする!?かわいい「なでうさぎ」がいるよ

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奈良・大神神社・なでうさぎ

奈良県桜井市にある日本最古の神社「大神神社」。

大神神社の御祭神や御由緒については前記事でも書いたけど、大神神社には見所がたくさんあるのです。

 

拝殿からお参りをしたら、参集殿にある「なで兎」を撫でるのを忘れずに。

あと巳の神杉で金運アップもお願いしないと。

大神神社とウサギ

大神神社にとって、「兎」はかなりご縁の深い動物らしい。

 

1つは、大神神社の例祭「大神祭」の始まりが、崇神天皇8年(紀元前90年?)の「卯の日」に始まったことから、「卯(ウサギ)」は神縁深い干支とされ、それ以来卯の日を神縁の日として祭りが行われてきました。

現在も毎月卯の日に「卯の日祭」にが執り行われています。

 

そしてまた、大神神社の御祭神・大物主大神が出雲の大国主神と同一の神であるとされていることもあり、大国主神といえば『因幡の白兎』が有名ですね。

www.tefutefusanpo.net

 

確かに「うさぎ」と縁がありそうですね。

だからなのか大神神社にはウサギの描かれた絵馬やお守りもありました。

戦禍を逃れた「なで兎」

奈良・大神神社・なでウサギ

「なで兎」が奉納されたのは、今から約270年前の江戸時代、元文5年(1740年)。

大神神社の一の鳥居の前に、火を灯す「火袋」と呼ばれる部分の上に兎の置物が据えられた鉄の灯篭が奉納されたそうです。

江戸時代の頃は、一の鳥居の前は伊勢へと向かう街道筋だったらしいので、おそらく当時もたくさんの人の目を引いたんじゃないでしょうか。

だって灯篭の上に!ウサギが置かれてるわけですもんね。

灯篭に彫刻が施されてるのはよくありますけどねぇ。

春日大社は鹿が彫られてたし。

だからきっと奉納された当時から有名だったんじゃないでしょうか、このウサギは。

 

ただね、時代が下り、第二次大戦の折に鉄灯篭は供出を命じられたらしく……

しかし!ウサギの置物は鉄ではなく、青銅製だったんです。

そのため幸いなことにウサギの置物と、火袋の下にあった亀の置物(これも青銅製だった)は神社に保管されることになり、戦禍を逃れたんですね。

 

今は、「なで兎」は参集殿の入り口に鎮座されております。

この「なで兎」を撫でると、運気アップ!

しかも、なでた部分の体の痛みをもとってくれ、願い事を叶えてくれる!

と言われております。

たくさんの人に撫でられてるからか「なでうさぎ」はピカピカツルツルしてました。

 

もちろん撫で撫でしてきましたよ。

首と肩がねぇ……

 

それにしても、耳がピーンとしてるのがかわいいですねぇ。

 

あ、「なで兎」と一緒に戦禍を逃れた「亀」は宝物収蔵庫に保管されています。

参集殿・祈祷殿・儀式殿

奈良・大神神社

「なでウサギ」が鎮座されている参集殿は、祈祷殿・儀式殿とも繋がっている大きな社殿です。

平成9年(1997年)にできたらしく、ここでは御祈祷や結婚式なども執り行われるそうです。

奈良・大神神社

ここにもウサギと三ツ鳥居がいました。

ウサギのイラストが可愛すぎじゃないですか(笑)

白蛇さんの住処!?御神木「巳の神杉」

奈良・大神神社・巳の神杉

大神神社の境内には「巳の神杉」という御神木があります。

拝殿向かって右側にある大きな杉の木です。

白蛇は大物主大神の化身でもあります。

 

しかもこの「巳の神杉」のあたりでは、白蛇の目撃情報がかなりあるのだとか。

白蛇さんの住処なんでしょうね。

 

奈良・大神神社・巳の神杉

巳の神杉の前には、巳さんの好物とされている卵やお酒がお供えされてました。

金運や福徳がもたらされるそうですよ!

財宝の神が祀られている「神宝神社」

奈良・大神神社・神宝神社

巳の神杉の奥に鳥居のある小さな参道を発見。

なんとなく気になって行った先にあったのが、大神神社・末社「神宝神社」。

奈良・大神神社・神宝神社

「神宝(かんだから)神社」と読むようです。

御祭神は、

  • 家都御子神(けつみこのかみ)
  • 熊野夫須美神(くまのふすみのかみ)
  • 御子速玉神(みこはやたまのかみ)

熊野三山の神々が祀られているそうです。

神社名の通り、お宝や財物を守護する神様として信仰されているそうです。

 

奈良・大神神社・神宝神社

拝殿の横にひっそりと佇んでおりました。

もしかしたら位置的には拝殿の三ツ鳥居の横くらいになるのかもしれませんね。

崇神天皇が祀られている天皇社

奈良・大神神社・天皇社

神宝神社の近くに、別の末社「天皇社」がありました。

案内板によると、第10代崇神天皇が祀られているようです。

 

崇神天皇は、三輪山麓の磯城瑞籬宮(しきみずかきのみや)を都として、大神神社とも関係が深く、また日本の国の姿をととのえられた天皇でもあります。

 

うむ、こちらもせっかくなのでお参りしておきましょう。

奈良・大神神社・天皇社

天皇社のお社。

御祭神は

  • 御真木入日子印恵命(みまきいりひこいにゑのみこと、10代祟神天皇)

奈良・大神神社・天皇社

ちなみに天皇社へと向かう階段は……

えげつないほど急でした……

まぁまぁしんどかった。

銀竜草(ギンリョウソウ)

奈良・大神神社・天皇社

天皇社へ向かう途中に「銀竜草」を発見。

奈良・大神神社・天皇社

この白いなんとも不思議な形態の植物が銀竜草。

夏頃、湿り気のある山林に生息するらしく、登山者の間では有名らしい。

初めて知った。

なんかニョロニョロみたいだな。

 

別名「ユウレイタケ」とか「水晶蘭」ていうらしいよ。

幽霊と水晶って全然違うけど、まぁでもどっちもなんとなくわかるかな。

見る人によって受け取り方が変わりそうな感じだもんね。

まだまだ他にも見どころあるよ

奈良・大神神社

「なで兎」や「巳の神杉」などがあるのは、ちょうど拝殿の左右に位置する感じですね。

神宝神社と天皇社もオレンジで丸く囲ってみましたが、まぁとにかく見所いっぱいで。

えーまだまだ続きます(・・*)ゞ

 

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