【加賀】山中温泉総湯・菊の湯の前には無料で利用できる足湯「笠の露」があるよ

山中温泉総湯・菊の湯の前には誰でも利用できる足湯があります。

無料で気軽に利用できるので山中温泉に訪れたならぜひ利用したいですね。

あ、タオルは持参しましょう。

• 足湯は山中温泉総湯の目の前
• 山中温泉の足湯は「笠の露」
• 足湯の効能
• 飲用も可能
• 足湯はまぁまぁ熱め
• タオルは持参すべし
• 山中温泉・足湯「笠の露」へのアクセス

足湯は山中温泉総湯の目の前

山中温泉の足湯は総湯「菊の湯」の目の前の広場にあります。

柳の木下にあるのが足湯ですね。

ちなみにこちらは女湯の方の建物です。

向かいには男湯の建物があります。

山中温泉の総湯は男湯と女湯で別れてるんです。

ちょっと珍しいよね。

柳の下にあるのが足湯で、左側にある櫓みたいのは時計。

「山中温泉こいこい音頭」って書いてあるからもしかしたら時報が山中節なのかな？

山中温泉の足湯は「笠の露」

山中温泉の足湯には「笠の露」という名前がついてます。

この名前は、松尾芭蕉の句

今日よりや　書付け消さん　笠の露

からつけられてるそうです。

というのも山中温泉は「奥の細道」で有名な松尾芭蕉が好んで逗留した温泉地でもあるのです。

そして、江戸を出発し、奥州・北陸と一緒に旅をしてきた弟子の河合曽良との別れの地でもあります。

なんでもひどい腹痛に襲われ、これ以上同行すると迷惑をかけるということで一旦ここでお別れすることにしたそうです。

それで弟子との別れが寂しくて芭蕉が読んだ句が先ほどの、

今日よりや　書付け消さん　笠の露

（今日から一人旅となるから笠に書いた「同行二人」の書き付けを落ちる涙で消すことにしよう）

という俳句なのですね。

ちょっと切ないですねー。

加賀の芭蕉 『奥の細道』と北陸路 [ 山根　公 ]

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なるほど、そういわれて見てみれば、屋根がまるで「笠」のようかな。

足湯の効能

屋根の内側に足湯の効能も書いてありました。

足湯に浸かることで、局所的な循環の改善がみられ、それにより全身の血行が良くなる。

冷え性などに効果が期待できる。

全身浴と比較して体力の消耗が少なく、心臓や肺などの負担も少ない。

病後の回復期や高齢者などに有効。

ということです。

まとめると、足湯に入ることで

• 血行促進
• 冷え性改善
• 体への負担が少ない
• 病後や高齢者におすすめ

ということですね。

飲用も可能

飲用泉としても利用できるそう。

上から噴水？のように流れ出てるのは飲用泉にもなるらしい。

ただ新型コロナ対策のためコップ等は置いてなかったので、飲みたいときはコップを持参しないといけない。

激アツだったので、手ですくって飲もうとかは思わない方がいいと思うよ。

効能は男湯の前にある飲用泉と同じ。

泉質は、「カルシウム・ナトリウム一硫酸塩泉」。

主な効能は、 「神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、打ち身、慢性消化器病、痔病、冷え性、病後回復、疲労回復、健康増進、動脈硬化症、切り傷、やけど、慢性皮膚病、運動麻痺など」。

飲泉は、胆石、慢性便秘症、肥満、糖尿病、痛風など。

www.tefutefusanpo.net

足湯はまぁまぁ熱め

さっそく足湯に浸かります。

飲用泉のとこのカルシウムの塊がすごいな。

けっこうあっついです。

足湯ってやっぱちょっと熱めなのかな？

あーでも慣れてくるとやっぱ気持ちいい。

すっごいあつくなってきた。

足湯に浸かってたとこが真っ赤っかになった。

でもその後すごい足が軽くなった！

やっぱ足湯すごいな。

タオルは持参すべし

足を拭くタオルは持参しよう。

外だし誰でも利用できるから備え付けのタオルとかはないからね。

タオルはなかったので、自然乾燥＆ハンドタオルをちょっと犠牲にしました（笑）

足拭きタオルは置いてないですけど、ベンチが濡れてたとき用のベンチを拭くタオルは置いてありました。

山中温泉の足湯は6人くらいが腰かけたらいっぱいな感じなので、タイミングによってはちょっと待つことになることも。

山中座とかちょっとその辺ウロチョロして戻ったら空いてたりするので、山中温泉にきたらぜひ足湯に使って足の疲れを癒そう。

山中温泉・足湯「笠の露」へのアクセス