奈良明日香村にある岡寺(龍蓋寺)。
ここは日本最初の厄除け霊場でもあります。
まさに厄除けの寺にふさわしい「厄よけせんべい」なるものがありました!
お土産にオススメ「厄よけせんべい」
岡寺の本堂横には御朱印やご祈祷の受付所があるのですが、そこにはたくさんの厄除けのお守りや御朱印帖などもあります。
そこで見つけたのが、この「厄よけせんべい」!
厄除けのお寺で厄除けのせんべい!
これはお土産に買っていかねばならんでしょう。
それにしても、なんとも可愛らしい菩薩さまのイラストですね。
西国三十三ヶ所草創1300年記念行事にも参加のお寺スイーツ
西国三十三ヶ所草創1300年記念行事の一環で「スイーツ巡礼」というなんともユニークなプランがあるらしい。
スイーツ巡礼というのは、
古来より巡礼の旅には甘いものが欠かせません。
各札所寺院やその門前町にはそれぞれの地域、寺院の特色が生かされた名物菓子が生まれてきました。
そして各札所の名物菓子は、時代ごとに巡礼者と触れ合いながら美味しく進化してきました。
観音巡礼とともにその名物菓子を食べ歩きながら、各札所を巡礼するユニークプランが「スイーツ巡礼」です。
女性をはじめ、ファミリーやカップルでも楽しめる新しい巡礼の形です。
岡寺推薦スイーツより
うむ、なるほど。
各札所を巡礼しつつ 、その地の名物お菓子をいただこうじゃないかという、なんとも素晴らしい取り組みですね。
スイーツ巡礼のリストは下記のサイトをご覧ください。
実にたくさんのスイーツが並んでおります。
「厄」の字を割って食べる「厄よけせんべい」
岡寺の厄よけせんべいには、なんと「厄」の字が。
いただくときは「厄」の字を “割って” 食べるそうです。
なるほど、厄を割るんですね、粉々に。
三作せんべいみたいで、素朴な甘さで美味しいです。
小豆の赤色も「厄除け」
密教において、小豆の持つ赤色、「しゃくしき」と読むそうです、は
- 『敬愛の意』
- 『障りを除き消滅させる意』
とされていて、とても大事にされている色なんだそうです。
つまり、「赤色」の小豆を使った食べ物を食することで、これまた「厄除け」にもなるんだそう。
なるほど「ぜんざい」を食べるのは、そういう意味もあったんですね。
岡寺の「厄よけせんべい」にはもちろん、小豆が使用されてます。
なおかつ、ご近所の方や知人に振る舞うことで、多くの方々の力を得て、ともに厄を除け、災難に遭うことなく幸せな日々が過ごせる、ということらしいです!
ということは、やはりお土産に買っていかないとですね!
「やくよけぜんざい」もあります
岡寺には、他にも「やくよけぜんざい」もあります。
やくよけぜんざいの善哉とは「最高の善い事」を意味する言葉なんだそうです。
こちらもお持ち帰り用なので、お土産にぴったりですね。
「厄よけせんべい」も「やくよけぜんざい」も、どちらもお持ち帰り用です。
岡寺の境内でいただけるわけではないですよ。
あ、あと「飛鳥クッキー」という、キトラ古墳の石室の東西南北壁面に描かれている「四神」が書かれたクッキーもあるみたいです。