【金沢五社】加賀八幡起上りの発祥の安江八幡宮へ。金沢唯一の水天宮でもあります

記事内に広告を含みます

金沢五社・安江八幡宮

さて、新元号「令和」が発表されたおめでたい4月1日。

「お一日参りお伊勢さん詣で」に続き、

「お一日参り金沢五社詣で」に行ってきました!

まずは「安江八幡宮・金沢水天宮」へ

金沢五社・安江八幡宮

スタートは安江八幡神社から。

金沢駅からも徒歩5、6分くらいで行けます。

 

金沢五社の参拝ルートというのは、特になさそうだったので、なんとなくここからスタートしたというだけです。

調べてみたけど金沢五社の参拝順序というのはなさそうだったんですよね。

まぁ金沢城の周囲をぐるっと回らせることが目的ですからね。

安江八幡宮の御祭神

金沢五社・安江八幡宮

安江八幡宮の御祭神は、

  • 誉田別尊(ほむたわけのみこと)…応神天皇
  • 気長足姫尊(おきながたらしひめのみこと)…神功皇后
  • 玉依姫尊(たまよりひめのみこと)

 

誉田別尊は第15代天皇の応神天皇のことです。

八幡神とも呼ばれ、いわゆる日本全国にある八幡社の主祭神です。

 

そして、気長足姫尊は応神天皇の母、神功皇后のことです。

親子で祀られてるということですね。

神功皇后、もしかしたら日本神話最強のヒロインかも……。

夫の仲哀天皇の死後、妊娠中にも関わらず朝鮮(新羅)へ出兵。

新羅・百済・高句麗を帰服させた後、九州の筑紫へ戻り応神天皇を出産したらしい……

どんな女傑……?

 

なので八幡社では応神天皇と神功皇后が一緒に祀られてることが多いみたい。

 

そして、玉依姫尊は、神武天皇の母でとても美しい女神。

ただですね、「玉依姫」という言葉がですね、「神霊の依り代となる姫」という意味なんです。

つまり1柱の神様を表す言葉というわけでもないんですよね。ややこしい。

 

 

水天宮には、

  • 天御中主神
  • 安徳天皇

が祀られています。

また、

  • 天照皇大神
  • 大国主神
  • 蛭児神

も共に祀られています。

龍神さまがいる手水舎

金沢五社・安江八幡宮

安江八幡宮の手水舎は龍神さまがいらっしゃった。

玉依姫尊は龍神とも関わりがあると言われてるからかな?

安江八幡宮のご利益

金沢五社・安江八幡宮

安江八幡宮のご利益は、

  • 火防守護
  • 病気平癒
  • 安産祈願
  • 出世開運
  • 武運長久
  • 家内安全
  • 子孫繁栄
  • 健康長寿

などなど。

 

創建は天慶2年(939年)のなんと平安時代!

千年以上の歴史がある神社ですが、江戸以降は加賀藩主前田家の当主が代々祈願に訪れたという由緒ある神社です。

歴代加賀藩主前田家の当主は、病気平癒や火防、疫病消散などの祈願をしていたそうです。

 

金沢で唯一の水天宮もあることから、金沢で安産祈願といえば安江八幡宮!

という印象だったので、武運とか出世祈願のイメージはなかったなぁ。

まぁ祀られてる神様が応神天皇と神功皇后だもんね。

武運と出世、あるよねー。

お稲荷さんもいました

金沢五社・安江八幡宮

安江八幡宮の境内には、稲荷社もありました。京都の伏見稲荷のご分霊「宇迦之御魂大神」を祀るお社だそうです。

商売繁盛・五穀豊穣の神さまです。

白鳥社

金沢五社・安江八幡宮

安江八幡宮の境内入ってすぐ右手にあった御神像。

林茶店の茶畑に現れたらしい……

 

日本武尊として祀られてます。

刀鍛冶の姿を現している事から、この地に住んでいた刀鍛冶の信仰を集めたとも伝えられています。

 

五穀豊穣・商売繁盛・出世・開運招福の神さま。

かつては刀鍛冶が多くいた町

安江八幡宮のある金沢市此花町は、かつては刀鍛冶が多く住んでいた地だそうです。

かの有名な刀工・賀州住兼若もこの辺りに住んでいたのだとか!

 

この辺りに住んでいた刀鍛冶が、「水火の伝授」という、刀剣製作時の火と水の加減のを必ず神社でおこなっていたらしい。

そのこともあってか今でも「鍛冶八幡さん」と呼ばれたりしてるらしい。

金沢名物・加賀八幡起上がり発祥の地

金沢五社・安江八幡宮・加賀八幡起き上り

安江八幡宮の境内には、なんとも得も言われぬ顔をした「加賀八幡起上がり」の像がありました。

 

この起き上がりは、八幡大神のお誕生の折、真紅の産着を着けられたお姿を写し、これを八幡起き上がりと名付けました。

昔、氏子の一老翁が当八幡宮に参詣して御神像を受け、日夜多幸を祈って宏大なる御神恩に浴した事を深く悦び、諸人のためこの起き上がりを発案して毎年正月に献じたのを社参の人々がこれを拝受して、厄除け・病気平癒・愛児の健康祈願・起き上がると言われるため社業繁栄・商売繁盛のお守りとしたのであります。

加賀八幡起上り | 神社について | 安江八幡宮・金沢水天宮

 

 

そーゆー由来があったんだぁ、ということを今更ながら知りました。

「加賀八幡起上がり」の人形とか、最中とか、色々あるんですよね。

これをモチーフにした土産とかが。

 

石川県のご当地キャラの「ひゃくまんさん」もこれがモデルになってます。

「ひゃくまんさん」はゆるキャラなんでもちょっと顔が、かわいい感じかな。

 

加賀八幡起上がりのお守り

金沢五社・安江八幡宮

安江八幡宮のお守りは、さすが加賀八幡起き上がりの発祥の地だけあって、加賀八幡起上がりが描かれたのが多いです。

御朱印帳も加賀八幡起上がり。

こうして見るとかわいいんですけどねぇ。

 

もし、社務所に宮司さんがいなかったら、お呼び出しボタンを押します。

すると境内にあるご自宅からおいで下さいます。(笑)

安江八幡宮へのアクセス

金沢五社・安江八幡宮

安江八幡宮は金沢駅から歩いてもいけます。

徒歩5、6分といったところでしょうか。

街中に溶け込むように鎮座されてます。

 

安江八幡宮の前の道は結構細いので車で行くときはゆっくり安全運転で。

車は境内に停められます。

ただ土日は混むかもしれません。

神社婚も行なっているので金沢駅から歩いて行くか、近くのコインパーキングに停めるのがいいかもです。 

 

所在地 〒920-0852 石川県金沢市此花町11-27
営業時間 9:00〜16:00
定休日 なし
駐車場 20台ほど(境内に停めれます)
アクセス JR金沢駅兼六園口から徒歩約5分
問合せ 076-233-3688
URL http://www.yasue-hachimangu.or.jp

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA