てふてふさんぽ 
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所用で大阪へ行く機会があり、この機会を逃す手はない！
とずっと気になっていた中之島にいる巨大猫を見に行ってきた！
巨大猫「SHIP’S CAT＜Muse＞（シップスキャット・ミューズ）」
かわいいでしょう！
まるで宇宙服を着たようなくりっくりのまんまるお目めの猫ちゃん
もちろん本物の猫ではないですよ
ヤノベケンジさん作の「SHIP’S CAT＜Muse＞（シップスキャット・ミューズ）」というアート作品です
かわいいというのはもちろんですが、注目すべきはその大きさ
後ろを歩く人を見てお分かりの通りかなりでかい
サイズは、H350 × W110 × D240cm
3メートル越えの巨大猫ちゃんです
大阪中之島美術館の守り神
この巨大猫、SHIP’S CAT＜Muse＞は、2022年にオープンした大阪中之島美術館前の広場にいます
館長がヤノベケンジさんに制作を依頼されたんだそうです
《SHIP’S CAT（Muse）》は、2022 年に開館した黒い直方体の外観が特徴的な大阪中之島美術館と、内部に組み込まれた立体的な「パサージュ」を行き交う人々を見守るために制作された《SHIP’S CAT》シリーズの彫刻作品である。堂島川に面する美術館が世界に発信するための象徴となり、守り神になるよう願いが込められた。
またこの真っ黒なキューブ状の中之島美術館前に座す赤と銀の宇宙服？を着た猫が映えますね〜
ちなみに猫ちゃんのぬ胸元にある羽はサモトラケのニケの羽根をイメージしてるんだそう
胸には羽の印をつけ、《サモトラケのニケ》を想起させるエンブレムにした。《サモトラケのニケ》は、船首に降り立つ勝利の女神であり、美術彫刻の象徴でもある。
なるほど、船、美術、彫刻、ときたらサモトラケのニケを想起しますね
SHIP’S CAT（シップス・キャット）とは
ちなみに「SHIP’S CAT（シップス・キャット）」というのは、もともとは大航海時代にネズミから貨物や船を守り、疫病を防ぐために船乗りと共に航海した「船乗り猫」のことです
「SHIP’S CAT（シップス・キャット）」とは、大航海時代に長い航海に乗船した「船乗り猫」のことであるが、ネズミなどの害獣を駆除し、帆船や貨物が食べられたり、疫病が流行することから守るために乗せられていた。時に船員の心を癒す友になったり、マスコットになったり、それだけではなく、天候を読んだり、危機を察知する能力があるとされ、守り神のようにも扱われてきた。
21世紀に羽ばたく美術館を守る猫。大阪中之島美術館の竣工とヤノベケンジ《SHIP’S CAT (Muse)》 | 瓜生通信
実際、ロシアのエルミタージュ美術館なんかではネズミから美術品を守る警備員として猫が飼われているらしい
警備員猫か、会ってみたいけど無理だなぁ……
大阪の地に鎮座する「SHIP’S CAT（Muse）」
後ろの真っ黒い壁が大阪中之島美術館
たしかに美術館に来るものを見張る？守り神のよう
そんな見方をするとちょっとスフィンクスっぽくもあるかなぁ
後ろ姿はこんな感じ
背中には酸素ボンベも背負ってます
ヤノベケンジさんのSHIP’S CAT シリーズは大阪の他にも、博多や高松、鎌倉、福島など全国各地にいます
全部見て回りたいですね〜
大阪中之島美術館・シップスキャットへのアクセス
| 名称 | SHIP’S CAT（Muse）シップス・キャット（ミューズ） |
|---|---|
| 展示場所 | 大阪中之島美術館 2階芝生広場 大阪府大阪市北区中之島4-3-1 |
| アクセス | 京阪 中之島線 渡辺橋駅（2番出口）より南西へ徒歩約5分 |
※2023年7月に訪問した際の内容です。営業形態、営業時間や定休日が表記と異なる場合がありますので、ご利用の際は必ず事前にご確認ください。
※もし掲載内容に誤りがありましたら、大変お手数ですがご指摘いただけると幸いです。
※写真の無断転用はご遠慮ください。
ちなみにこちらは大阪駅からホテルへと向かう道すがら見た梅田スカイビル
梅田スカイビルの上にも登ってみたかったけど時間がなかったのとあまりの暑さに断念……
次回訪れた時には！
