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新元号「令和」発表記念あーんどお一日参り「金沢五社巡りツアー」(笑)と勝手に称し、2019年4月1日に金沢五社を参拝してきましたよ。
一気に5社を巡ったことで、自分的に気づいたことをまとめまっす。

あらためて、「金沢五社」というのは、
の5つの神社のことです。
この5社は藩政期より加賀藩前田家の崇敬が特に厚かった神社であります。
江戸時代は神仏習合という、まぁ日本古来の神さま、いわゆる神道と、外国からやってきた仏様、仏教とを一緒にして信仰することですかね。
明治政府が神仏分離令を出すまでは、特に神道と仏教を区別するでもなく、いっしょくたにお参りしていたのです。
ところが、金沢5社は、お坊さん、社僧がおらず、神官だけが守護するという江戸時代においてはかなり珍しい形態の神社だったんですね。
まぁ加賀藩的には、この5社をめぐることを奨励することで金沢城の結界を強固にしたい!という思惑もあったのではないかと。
確かにね、金沢城の周りをぐるっと囲んでますからね。

今回、
安江八幡宮→小坂神社→宇多須神社→椿原天満宮→神明宮
というルートで回りました。
車なら2時間半くらい
そして全部、車で回っております。(・・*)ゞ
で、かかった時間は大体2時間半くらいです。
Googleマップによると、金沢駅を起点にぐるっと回って金沢駅まで戻るのに、車で約48分らしいです。
金沢五社は、全部そんなに大きな神社というわけでもないので、一箇所の参拝に大体2、30分としたら、まぁそんなもんですね。
徒歩だと4、5時間?
歩いてないので、Googleマップによる計測ですが、
ぐるっと回るだけで徒歩約2時間29分だそうです。
約12キロくらい歩きます。
まぁ2時間半ですね。
で、参拝時間を入れると、4、5時間ですかねぇ……
江戸の人って全部歩いてんだよねぇ。
あたりまえだけど。
すごいなぁ……
いやー無理だな。
地図で見るとわからないんですが、結構な起伏があるんですよ。
上ったり下ったりがあるからかなりな運動量になりそうですね。
バスは……
すいません、ちょっとどれくらいかかるかよくわからない。
もしかしたら徒歩とそんなに変わらないかもしれない。
というのも小坂神社と椿原天満宮はちょっと、いわゆる観光地からは外れてるので結局近くのバス停から10分前後歩くことになるんですよね。
あとは、ちょうどいいタイミングでバスがくるかどうかもありますしね。
安江八幡宮は金沢駅から近いので歩いていけます。
宇多須神社もひがし茶屋街のすぐそばにあります。
神明宮も香林坊・片町やにし茶屋街の近くです。
小坂神社と椿原天満宮も、まぁバス通りが少ないエリアではないので、バスで行けなくはないと思います。
金沢五社の創建の古い順番に並べてみました。
- 小坂神社:養老元年(717年)
- 宇多須神社:養老2年(718年)
- 安江八幡宮:天慶2年(939年)
- 椿原天満宮:永仁5年(1297年)
わかってるところではこんな感じかな。
神明宮は詳しい創建はわからないんですよね。
延文二年(1357年)にはもう今の地にあったということですが、椿原天満宮より古いか新しいかというところかなぁ。

神明宮以外の4社の手水舎には龍神さまがいました。

小坂神社の龍神さま。

宇多須神社。

安江八幡宮。

椿原天満宮。
- 小坂神社
- 宇多須神社
- 椿原天満宮
の3社の狛犬が「逆さ狛犬」でした。


小坂神社の逆さ狛犬。
吽形の方が足を跳ね上げてますね。


宇多須神社の逆さ狛犬。
吽形の方が足を跳ね上げてますね。


椿原天満宮の逆さ狛犬。
こっちは阿形の方が足を跳ねあげてる。
- 小坂神社
- 椿原天満宮
- 安江八幡宮
稲荷神社もあったのはこの3社。
まぁお稲荷さんはいろんなところにありますからね。
金沢には神社婚ができる神社がいくつかあるんですが、
- 宇多須神社
- 神明宮
- 安江八幡宮
の3社は神社婚できます。
今回、ようやく重い腰を上げて金沢5社巡りしてきたのですが、なかなかに楽しかったです。
神社毎に特徴があったり、共通点があったり。
こんな風に巡ってみないと気づかないこともあるかなぁと。
バラバラで参拝してたら「逆さ狛犬」が多いということも、たぶん注目しなかっただろうし。
なかなかね、地元だと行かないですけどね。
違った視点で見れて楽しいですよ。
なんせ、気軽に行けるってところがいいですね。
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