【神社巡り】東京のビル群のど真ん中にある「福徳神社」でチケット運アップ?

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お江戸のど真ん中、東京日本橋のそびえ立つビル群の中にある「福徳神社

江戸時代に「富くじ」の販売を許されていたことから金運アップの神社として有名なのですが、近頃はチケット運アップのご利益もある!?と言われているので、これは東京来たらば参拝せねば!

福徳神社(芽吹稲荷)とは

福徳神社(芽吹稲荷)は、日本橋三越やコレド室町のすぐ近くというまさに東京お江戸のど真ん中にある神社

いつ頃できたかという明確な時期は不明ではありますが、貞観年間(859~876年)には既に鎮座されていたということなので1100年以上の歴史ある神社です

かつてこの辺りは武蔵国豊島郡福徳村という村落でのどかな農村だったらしく、穀物や食糧を司る稲荷神(倉稲魂命)が祀られ福徳村の守り神として地元の人たちに祀られていたらしい

「福徳村」にあるお稲荷さんの神社ということで、「福徳稲荷」と呼ばれるようになったらしい

また神社の側の鎮守の森も「稲荷の森」と呼ばれていたそうです

徳川家康公も参拝した福徳神社(芽吹稲荷)

こちらの福徳神社(芽吹稲荷)、武将からの崇敬も厚かったそうで江戸以前からも

  • 源義家(みなもとのよしいえ:1039-1106)
  • 太田道灌(おおたどうかん:1432-1486)
源義家

源頼義の息子で「前九年の役」で活躍した平安後期の武将で、東国における源氏勢力の基盤を作りました。源頼朝の先祖です。頼朝は義家から数えて5代目の直系の子孫にあたります。八幡太郎とも呼ばれています。

太田道灌

室町時代の武将で城造りの名手。負け知らずの名将でもあり和歌にも優れた教養人で、江戸時代は「文武両道の鑑」と称えられた人物。忠義を貫くも思慮の浅い上司に謀殺された悲劇の名将。

といった武将が参拝に訪れています

そして太田道灌は江戸時代以前に福徳神社に合祀されました

またかの有名な

  • 徳川家康(1542-1616)

も関東に移封された天正18(1590)年に訪れ、その後もたびたび参拝されたらしい

家康の家臣で徳川四天王の1人・本多忠勝も福徳神社を参拝し、関ヶ原の戦いの功で徳川家康から賜った紙入れを奉納して東照宮の神霊として祀るように命じたらしい(愛があついな)

この紙入れは相殿に奉斎されているそうです

2代将軍秀忠が「芽吹稲荷」と命名

徳川2代将軍秀忠も慶長19(1614)年に参詣し、「福徳とはまことにめでたい神号である」と称賛

この時にクヌギの木からなる鳥居に若芽が萌え出ているのを見て「芽吹稲荷」と命名したそうです

また江戸城内の弁財天を福徳神社に合祀する際、将軍秀忠自ら神霊を納め、神社地を333坪余りとしたそうです!

めっちゃ広いね!

ちなみに社殿の両脇には「芽吹稲荷」の名前の由来となった椚(くぬぎ)の木が植えられているよ

焼失、なんども遷座された福徳神社(芽吹稲荷)

徳川将軍家からの崇敬、江戸の発展もあり江戸の人々の崇敬を集め、300坪以上の広大な社地をほこった福徳神社ですが、明暦の大火など度重なる火災や江戸の都市改革などで神社地もどんどん縮小

なんと水野忠邦による天保の改革で神社が消失!という云う憂き目にあうも、水野忠邦失脚後は氏子により再興

維新後には社号が「福徳神社」と認められるも境内地は約40坪ほどに

関東大震災や戦災で社殿が焼失したり遷座し、一時はビルの屋上に遷座されたりなどもしておりました

そして平成の日本橋の再開発により、平成26(2014)年に現在の社殿が竣工

平成28(2016)年には「福徳の森」も整備され、再び日本橋を行き交う人々の崇敬を集めるようになったのです

これほど何度も遷座している神社というのも珍しいし、大都会のど真ん中にある神社というのもまた不思議な感じ

現在の「福徳の森」は広場もあり憩いの場になっていてイベントなども開催されたりしてるみたいです

福徳神社(芽吹稲荷)の御祭神

福徳神社の主祭神は、

  • 倉稲魂命(うかのみたまのみこと)

食べ物の神様で、稲荷神社で祀られる神様

『古事記』では“宇迦之御魂神”、『日本書紀』では“倉稲魂命”と表記されていて、五穀豊穣、商売繁盛等の神様

相殿には、

  • 天穂日命(あめのほひのみこと)…国譲りの交渉役として出雲に派遣された神様
  • 大己貴命(おおなむちのみこと)…因幡の白兎でも有名な大国主命
  • 少名彦名命(すくなひこなのみこと)…医薬・酒・温泉の神様。とても小さな神様で一寸法師のモデルとも言われてる
  • 事代主命(ことしろぬしのみこと)…大国主命の子で、漁業・商業の神様。七福神の恵比寿様とも
  • 三穂津媛命(みほつひめのみこと)…大国主命の后で高天原から稲を持ち降り稲作を導いた農業・子孫は寧の神様
  • 太田道灌(おおたどうかん)…室町時代の武将
  • 弁財天(べんざいてん)…インドの神様で音楽・芸能・財福の神様。七福神の一柱
  • 徳川家康(とくがわいえやす)…江戸幕府初代将軍。東照大権現

が合祀されています

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幕府から富くじの興行を許された神社

福徳神社を参拝すると宝くじやチケットが当たると評判なのですが、江戸時代、幕府公認の「富くじ」を発行していたことが由来のようです

現在の宝くじのルーツでもある「富くじ」はいわゆるくじ引きで、江戸時代は「富突」や「突富」などと呼ばれてました

興行主が番号などを記した富札を発行して富箱に番号を記した木札を入れ、先端に針の付いた富突錐で木札を突き刺して当選札を箱穴から突き上げるという抽選方法だったため「富突」や「突富」と呼ばれていたよ

当初は福運のお守りを授けるものがだんだんと金銭と結びつき賭博の様相を呈していったため幕府は元禄5(1692)年に禁止令を出します

ただ焼失などによる寺社の修復・再建費用の調達のため、特定の自社にだけ「富くじ」が許されたんですね

福徳神社(芽吹稲荷)は「富くじ」の興行が許された一社だったわけです

ちなみに福徳神社の「富くじ」、当たりくじの最高額が300両!だったらしい

300両と言われてもなんか凄そうってだけでよくわかりませんが、現在の価値に換算してみると、

江戸時代のお蕎麦が1杯16文、現在のかけ蕎麦が大体420円くらいとしましょう

1両 = 銭6,500文として計算すると1両が約170,520円

つまり300両は今だと約51,156,000円!

おぉなかなかの金額ですな……

江戸時代のお金の価値を現在の価値に換算してみたいときはこちらのサイトがとても便利でわかりやすいですよ

ちなみに江戸時代、富籤で有名な神社は

  • 谷中感応寺
  • 目黒滝泉寺(目黒不動尊)
  • 湯島天神

で、この3つの神社は「江戸の三富」とも呼ばれるほど有名だったらしい

関東遠征した際には訪れたい神社ですね

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福徳神社(芽吹稲荷)のご利益

  • 家内安全
  • 身体健康
  • 商売繁盛
  • 諸願成就
  • チケット運?

幕府公認で富籤を発行していたことから宝くじやチケット当選のご利益があると言われているよ!

社務所には「富籤守(とみくじまもり)」や宝くじなどを入れておく「宝袋」もあるのです

福徳神社(芽吹稲荷)へ参拝

東京メトロ三越駅前で降り、A6番出口から地上に出てビル群の間を進むとすぐ目の前に真っ赤な鳥居が見えてきます

ビル群の中に燦然と輝く鳥居

なんとも不思議な光景ですが、違和感がないのがまた不思議な空間

けっこう人が並んでいた

さすが人気の神社ですね〜

ビル群の中にある神社ならではな感じの「ランチタイム de オハライ」

手水舎の水は人が近づくと流れる人感センサーでした

手水舎の奥に広がっているのが「福徳の森」ですね

福徳神社の社殿

真新しくて立派な社殿ですね

お稲荷さんの倉稲魂命が御祭神なので、狛犬ではなく狛狐ですね

それにしても社殿の後ろにバーンと高層ビルがあるのがなんとも不思議というか

福徳神社(芽吹稲荷)で外せない富籤(宝くじ)祈願

参拝すると宝くじやチケットが当たると言われる福徳神社

江戸時代に幕府公認で富くじの発行をしていたからですが、境内には「富籤(宝くじ)祈願」用の神楽鈴もあります!

祈願方法は、

  1. 三宝の上に財布やスマホ、宝くじを載せる
  2. 神楽鈴を振りお祓いし福徳の幸を祈願する

これはやっておかねばいかんでしょう

そして肝心の宝袋ですが!……休止中でした……

月初めに宝袋の授与があるらしいのですが、1、2日で早々になくなってしまうみたいなので欲しい方は月初めに訪れることをお勧めします

福徳神社(芽吹稲荷)の御朱印

福徳神社(芽吹稲荷)の社務所は社殿向かって左奥にあります

御朱印ももちろんあるのですが、書き置きのお渡しで、受付時間が10時から15時までです!

御朱印帳への書き入れはしていないそうです

……15時過ぎちゃってたんだよね……

宝袋もなかったし、これは月初めに改めておいでということでしょうか……

月初めに関東に来る用事、なんかできないかな……

福徳神社(芽吹稲荷)のおみくじ

福徳神社(芽吹稲荷)のおみくじは鳥居の横、社務所の前にあります

おみくじの撮影台もありました

あ!あと鳥居前に自撮りスタンドもありました

今どきだなぁ

神社もアップデートされてく時代なんですねぇ

今回は時間がなくおみくじは引いてないのですが、これはやっぱり改めて参拝に来ないとだなぁ

鳥居型の車止め

都心のど真ん中のビルの谷間にある神社だからか、なんと小さな鳥居型の車止めもありました

なんとも可愛らしい車止めですね

推しのぬいぐるみと一緒に撮影するのにもベストな大きさです

やっぱちゃんとすぐ撮影できるように持ち歩くべきだったか……

日本の伝統的数学「和算」の問題が載った絵馬「算額」

境内に気になる図形が書かれた立派な額

こちら「算額」というもので、江戸時代、神社に掲げられた絵馬の一種で、額や絵馬に和算の問題や解法を記して奉納したもの

江戸中期頃から始まった風習で、数学者(和算者)や数学愛好家らが和算の研究成果や向上、発展を祈願して神社に奉納するようになったそうです

福徳神社に奉納されている「算額」は埼玉県加須市の内田圭一氏が奉納されたもの

加須市は日本有数の「算額のまち」なんだそうです

図形と色彩の美しさは心惹かれますね

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福徳神社(芽吹稲荷)の基本情報とアクセス

名称福徳神社(福徳稲荷神社)(ふくとくじんじゃ(ふくとくいなりじんじゃ))
通称芽吹稲荷神社、芽吹神社
創建不明、貞観年間(859-877年)以前の創建とされる
御祭神【主祭神】倉稲魂命
【合祀】天穂日命、大己貴命、少名彦名命、事代主命、三穂津媛命、太田道灌、弁財天、徳川家康
ご利益商売繁盛、家内安全、身体健康、所願成就、宝くじ・チケット運
御朱印あり(受付時間10:00~15:00)
例祭5月9日
社務所9:00~17:00(元旦0:00~17:00、1月2日~5日10:00~17:00)
所在地東京都中央区日本橋室町2-4-14
TEL03-3276-3550
駐車場なし
アクセスJR総武快速線 新日本橋駅、東京メトロ銀座線・半蔵門線 三越前駅A6番出口より徒歩約1分
URLhttps://mebuki.jp
SNSX(旧Twitter)Instagram

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