橿原神宮の南神門広場の、南側に広がる大きな「深田池」。
池の周りをぐるっと散策できるようになっていて、朝や夕方の散歩にとても気持ちいいだろうなと思いました。
橿原神宮の南方にある深田池
橿原神宮の南神門広場の南方に広がる池。
面積は約49,500平方メートル(約1万5000坪)!
東京ドーム(46,755㎡)よりちょっと広いくらいの大きさ。
池の周りには緑豊かな樹々が生い茂っていて、鳥もたくさんいました。
バードウォッチングとかも楽しそうですね。
休憩スポットもいくつもありましたし。
まさに地元の人の散策路的な感じなのかな。
散歩してる人やジョギングしてる人もいたので。
5月のGWに行ってたので、池のほとりに菖蒲が咲いてました。
7月には睡蓮が咲くそうですよ。
奈良時代に作られたため池
この深田池、どうやら奈良時代に造られたらしいです。
しかも!
推古天皇が造ったという畝傍池が、この深田池らしいのです!
すごいですよね、奈良時代からずっとここにあったということですよね。
う〜ん、浪漫ですねぇ。
ちなみに推古天皇は大和や河内に合計9つのため池を作ったそうですよ。
稲作を支える重要な水源として、国の繁栄のために作られたそう。
かなり有能な方だったんでしょうね。
それとも推古天皇を支えた厩戸皇子(聖徳太子)の知恵なのかな?
厩戸皇子に関しては、頭の中に再現されるのは完全に『日出処の天子』になっちゃってるんですけどね(笑)
池の湖畔には長山稲荷社があります
南神門から深田池へ向かい、右手に向かうと「長山稲荷社」があります。
せっかくなので、こちらもぜひ訪れたい神社です。
なんといっても、
- 五穀豊穣
- 商売繁盛
- 開運厄除
の神様ですから。
池の反対側から見た「長山稲荷社」。
緑の山の中に吸い込まれていく連なった鳥居が見えます。
橿原神宮のおすすめ散策コースもあります
橿原神宮の社務所でもらえる、境内図には「橿原神宮周遊を楽しむ散策コース」が載ってます。
ルート的には、
- 第一鳥居
- 神橋を通り第二鳥居へ
- 南手水舎の横を通り深田池へ
- 深田池の中央の橋を渡りぐるっと半周
- 橿原神宮境内へと向かい
- 南神門
- 外拝殿
- 北神門
- 北参道を歩き
- 北の鳥居へ
- 北の鳥居を抜けたら右折
- 森林遊苑を通り
- 第一鳥居へ戻る
という、まさに橿原神宮をぐるっと回るコースですね。
これ結構歩くと思いますけどね(笑)
いや、でもこれ心身の健康にもいいかもしれませんね。
これから橿原神宮へ行かれる予定の方はぜひ、橿原神宮おすすめの散策コースを!(笑)
深田池の場所
〒634-0004 奈良県橿原市久米町934
橿原神宮の南側に広がる池。
近鉄「橿原神宮前」駅から徒歩10分くらいかな。
深田池自体へは、「橿原神宮西口」駅の方が近いかもしれません。