【金沢城めぐり】カフェ「豆皿茶屋」が併設された「鶴の丸休憩館」からは菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓が一望できるよ

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金沢城鶴の丸休憩館・豆皿茶屋

金沢城の鶴の丸という広場に「鶴の丸休憩館」という休憩施設があり、館内には「豆皿茶屋」というカフェも併設されてます。

歩いてみるとなかなかに広大な金沢城。

ほっと一息できる場所があると助かりますよね。

しかも橋爪門続櫓のほぼ目の前にあるため、この「鶴の丸休憩館」からの眺めは実に素晴らしいのです。

鶴の丸休憩館

金沢城鶴の丸休憩館・豆皿茶屋

金沢城の鶴の丸というエリアにある「鶴の丸休憩館」。

鶴の丸は、三の丸の奥、本丸・東の丸のほぼ真下あたりになります。

金沢城鶴の丸休憩館・豆皿茶屋

石川門から入ると左手に進んだ、内堀のなまこ塀の奥ですね。

お城の散策ルートからはちょっと外れるのですが、橋爪門続櫓・五十間長屋・菱櫓がバッチリ見えるおすすめビュースポットでもあります。

ガラス越しに菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓が見える休憩所

金沢城鶴の丸休憩館・豆皿茶屋

平成29年4月にオープンした「鶴の丸休憩館」。

平屋建ての木造和風建築です。

最近建てられた新しい建物ですが、金沢城公園の景観を壊すことなく、見事に溶け込んでおりました。

館内には、お手洗いに休憩スペース、金沢城公園の見どころや歴史を紹介している展示スペースもあります。

金沢城鶴の丸休憩館・豆皿茶屋

全面ガラス張りの休憩スペース。

金沢城鶴の丸休憩館・豆皿茶屋

まじ見晴らしサイコー。

金沢城鶴の丸休憩館・豆皿茶屋

目の前に広がる橋爪門続櫓・五十間長屋・菱櫓の眺めはまさに絶景かな。

白い鶴が舞い降りたという鶴の丸

金沢城鶴の丸休憩館・豆皿茶屋

鶴の丸休憩館があるあたりは、「鶴の丸」と呼ばれる場所。

なんでも東の丸(本丸の東側)にいた芳春院(利家の正室・お松の方)が、ここに白い鶴が舞い降りているのを見て、

「これは前田家が長く栄えていく瑞祥(めでたいことの兆し・吉兆)である」

として、この辺りを「鶴の丸」と名付けたそうです。

ま、たしかにその後、加賀百万石として栄えていきましたねぇ。

 

2代藩主・利長は、ここに休憩用の御殿の便殿を建てて、住居とし、政治も行なっていたらしい。

 

ちなみに江戸時代初期には、人質を置いておく建物があったらしい……

慶長19年(1614)から元和元年(1615)の大坂の陣の時は、出兵中に領民による騒乱を防ぐために加能越三国の一向宗の坊主や百姓町人の主だったものを人質としてここに収容したとも伝えられているんだそうな……

 

芳春院さまが白い鶴が舞い降りたのを見たのはいつだったのだろう……

お亡くなりになったのが元和3年(1617年)だから、大坂の陣のあとかなぁ、後の方がいいなぁ……

鶴の丸休憩館併設のカフェ「豆皿茶屋」

金沢城鶴の丸休憩館・豆皿茶屋

鶴の丸休憩館の右奥が休憩スペースで、左奥には「豆皿茶屋」 というカフェがあります。

金沢城鶴の丸休憩館・豆皿茶屋

店内は木の温もりがある、THE和風モダンな雰囲気。

金沢城鶴の丸休憩館・豆皿茶屋

もちろん橋爪門続櫓・五十間長屋・菱櫓もよく見えます。

金沢城鶴の丸休憩館・豆皿茶屋

窓際の席は、ガラスに面した縁側のような作りになっていて、

金沢城鶴の丸休憩館・豆皿茶屋

竹の間仕切りの後ろは、小上がりの座敷席。

金沢城鶴の丸休憩館・豆皿茶屋

壁側の席が、また1段高くなったテーブル席となっていて、高低差がついてるので、どの席からでもお城が眺められる造りになってるんですね。

金沢城鶴の丸休憩館・豆皿茶屋

こちらが豆皿茶屋のメニュー。

スイーツの他に御膳もあるんですね。

やや高めな気がしないでもないですが、まぁ金沢城内にあってキャッスルビューも抜群というとこが加味されてると思えばそんなもんか。

金沢城鶴の丸休憩館・豆皿茶屋

ちょこっとプレートのA・本日のお菓子1品と、金澤珈琲or加賀棒茶セット税込750円をいただきました。

プラス100円でお抹茶に変更できます。

 

手前側が金澤珈琲とお菓子のセットで、奥が友人の頼んだ加賀棒茶とお菓子のセット。

金沢城鶴の丸休憩館・豆皿茶屋

供されるお菓子はその都度変わるみたいですが、どれも石川県のお菓子です。

器は石川県の伝統工芸品の九谷焼ですね。

 

この日いただいたのは雅風堂のくるみ餅でした。

個人的にこれ大好きなのでうれしい。

ゆべしと言った方がわかりやすいかな?

もちもち食感にくるみの香ばしさとカリッとした歯応えが相まってたまらんのです!

 

友人のは清香室町の珠栗ですね。

栗が丸ごと1個入ってて、これもまたお茶請けに最適です。

金沢城鶴の丸休憩館・豆皿茶屋

お城を眺めながらの一服。

いいですなぁ。

 

あ、豆皿茶屋ではちょっとしたお土産も買うことができますよ。

金沢城・鶴の丸休憩館、豆皿茶屋へのアクセス

金沢城鶴の丸休憩館・豆皿茶屋

<金沢城公園>

所在地 〒920-0937 石川県金沢市丸の内1
開園時間 [3月1日~10月15日]7:00~18:00 (退園時間)
[10月16日~2月末日]8:00~17:00 (退園時間)
休園日 無休
入園料 無料
ライトアップ 毎週金曜日・土曜日、祝日の前日など(その他、観桜期や紅葉期など)
日没から午後9時まで
無料
駐車場 なし
アクセス バス「兼六園下」下車徒歩約3分
問合せ 076-234-3800
URL http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kanazawajou/

<鶴の丸休憩館>

所在地 金沢城公園・鶴の丸広場
開館時間 金沢城公園に準ずる
休館日 無休
問合せ 076-234-3800

<豆皿茶屋>

所在地 鶴の丸休憩館内
営業時間 AM 11:00~PM 4:00
定休日 無休(年末年始を除く)
問合せ 076-232-1877
URL https://www.e-maplehouse.com/contents/shop/mamezara.html

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