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七月一日は「氷室の日」!
氷室まんじゅうを食べる大事な日なのです!
というわけで「氷室まんじゅう」いただきます!
金沢で「氷室まんじゅう」を知らない人はおそらくほぼほぼいないのではないかというくらい、日常に浸透している習慣。
学生時代、県外の子に「なぁに、それ?」と言われて、「え、知らないの!?」と衝撃を受けたのも懐かしい思い出ですねぇ。
江戸時代、加賀藩の頃ですね、毎年6月1日に「氷室」に保存していた「雪氷」を徳川幕府へ献上する日と定められていたんですね。
そして幕府まで無事に届くようにと神社に祈願して麦まんじゅうを奉納したのが起源。
その後、無病息災を祈って麦まんじゅうを食べる習慣が広がったんですね。
麦まんじゅうは、小麦粉の皮で餡をくるんで蒸したお饅頭のこと。
旧暦の6月1日なので、今だと7月1日頃ということになったのでしょう。
その習慣が今でも脈々と受け継がれ、今でもごく普通に食べられてるんです。
まぁもしかしたら由来とかは知らない人もいるかもしれないけど、氷室まんじゅうを食べる日というのはきっとみんな知ってるはずです!
氷室まんじゅうについては前に詳しく書いたので、ご興味があればご覧ください。


「氷室まんじゅう」ですが、もちろんお饅頭なので和菓子屋さんには当然のように氷室の時期になると並びます。
そして、氷室まんじゅうは和菓子屋さんにいかねば変えないわけではなく、スーパーとか、なんならコンビニでも売ってたりします。
これはたまたま立ち寄ったスーパーのレジ前で購入した氷室まんじゅう、と頂き物の氷室まんじゅう。
スーパーやコンビニだと1個ずつの小包装のものが多かったりしますかね。
和菓子屋さんとかだと、家族分とかお客さん用とか、どどんとまとめて買う人が多いかな。
あまりにも普通に食べてるので、これが金沢独自の習慣だとは長らく思ってなかったですねぇ。
てっきり全国でも普通に食べてるもんだと思ってたら、案外そうでもないことって結構ありますね。
不思議なもんです。
氷室の日が近づくと、いろんなところで目にする氷室まんじゅう。
どれも同じようなもんでしょ、とあなどるなかれ。
和菓子屋さんごとに味わいが違うのですよ。
そこはやはり和菓子処加賀の国ですから。
とはいえ和菓子屋さんと転々と巡るのも大変なんですが、なんと!
香林坊大和で有名和菓子屋さんの氷室まんじゅうをセットにした「氷室まんじゅう食べ比べセット」が発売されてるのです。
セットの和菓子屋さんは、
- 越山甘清堂
- 柴舟小出
- うら田
- 髙木屋
- 清香室町
- 落雁諸江屋
のようです。
これはまた心そそられるラインナップですねぇ。
数年前からお客さんの要望に応えて発売したらしい。
これはいいな。
来年は忘れずに買いにいかないとな。
あ、氷室まんじゅうは6月下旬から7月1日までしか登場しません。
それ以外の時期には作られないので、もし氷室まんじゅうを食したい時は、6月下旬、まぁ25日以降あたりから7月1日にかけて金沢に来ると食べられますよ。

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