【週末英語#139】「Every cloud has a silver lining」は悪いことばっかりじゃないよという意味

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every cloud has a silver lining

英語のことわざに、

  • Every cloud has a silver lining.

という表現があります。

「悪いことばっかりじゃないよ」というような意味なんですが、なんとも不思議でシャレた表現ですね。

Every cloud has a silver lining

  • Every cloud has a silver lining.

「cloud」は「雲」ですね。

「silver」は「銀」、

「lining」は「裏張り・裏地」のことです。

 

直訳すると、

「すべての雲には銀の裏地がある」……?

「silver lining」は希望の光

silver lining」は雲の周りに見える太陽の光のことを指します。

 

地上から見ると、分厚い灰色の雲もフチの部分は太陽の光で輝いている。

つまり「銀色の裏地」の向こうは輝いているよ、ということですね。

 

そこから

  • 希望の光、兆し

という比喩で使われるのです。

なるほど。

悪いことのあとには良い事がある

つまり

  • Every cloud has a silver lining.

は「すべての雲には希望の光がある」という事なので、

  • 苦あれば楽あり
  • どんな悪いものにも良い面はある

という意味ですね。

 

故事成語でいうとこの「人間万事塞翁が馬」かな?

「人間万事塞翁が馬」は人の幸不幸は予測できない事という意味ですね。

なので、いちいちくよくよするなよみたいな励ましにも使えるし、

何があるかわからないから油断するなよ的な戒めにも使えますね。

類似フレーズ

  • No gain without pain.
    (労なくして得るものなし)
  • There is no pleasure without pain.
    (楽あれば苦あり)

などなど。

 

日本語でも英語でも、どんな事にも良い面と悪い面があるという表現はありますね。

楽あれば苦あり、苦あれば楽ありといったとこでしょうか。

 

できれば「楽あれば楽あり」がありがたいなぁ。

 

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