ようやく落ち着いてきたのでフィギュアスケートの、というか羽生選手の試合を初観戦して感じたこと

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フィギュアスケート世界選手権さいたまスーパーアリーナ

フィギュアスケートの、というより、羽生結弦選手の試合を遂に、生で見ることができた。

想像以上の興奮と感動と衝撃と、あらゆる感情がまさにビッグバン!を起こすようなとんでもない試合だった。

羽生結弦という選手は、不世出のスケーター、

人を熱狂させる何かとてつもない吸引力、

希望を与えてくれる応援したくなる、

そんな気持ちを持たせてくれました。

試合を見ることができたという幸せを噛み締め、羽生選手の試合を生観戦して感じたことをまとめてみました。

いや、まとまってないかなー……

言葉にするのって難しい。

フィギュアスケートの試合自体は4度目の観戦

NHK杯フィギュアスケート1日目ショートプログラム

実は、フィギュアスケートの試合を生で観戦する事自体は初めてではない。

初めて試合を見に行ったのは、2006年、トリノオリンピックがあった年の全日本選手権。女子フリーの試合を初観戦しました。

浅田真央さんがチャルダッシュを演じて優勝した試合ですね。

他にも安藤美姫さんや中野友加里さん、村主章枝さんに、鈴木明子さんなど錚々たるメンバーが出場していました。

本当に今思えばラッキーなんですが、たまたま母親が全日本観戦バスツアーを新聞で見つけたんですよね。

当時は「真央ちゃん生で見れる」「フィギュアスケートの試合会場ってやっぱ寒いんかな?」とキャッキャしながら、緊張とゆーよりも、ワクワクして見てましたね。

NHK杯フィギュアスケート1日目ショートプログラム

そして、2回目は、平昌オリンピックシーズンの2017年のグランプリシリーズNHK杯。

そう、あの大阪で行われた、羽生選手が長期戦線離脱することになったあの試合。

ショートプログラムの日のチケットが当選していたので、前日の夜のニュースを見て激しい衝撃を受けたのを覚えている。

一体、どんな状態なのか、ニュースをチェックしながら会場へ向かった。

一番大事なのはオリンピックだから無理はして欲しくない、でも初めて当選した羽生選手が出場する試合、正直、試合の羽生選手を見てみたいという思いが頭をもたげる。

いやいやここは無理は禁物、あぁでも見たいという、複雑な思い出大阪へ向かいました。

結果、出場しない事に安堵し(ちょっとだけ寂しかったけど)純粋に試合を楽しみました。

男子の試合を生で見ることは初めてだったので、あのスピード感やジャンプの音にビックリしました。

あの迫力はテレビではなかなか伝わらないんだな〜と思いました。

NHK杯フィギュアスケート1日目ショートプログラム

3度目は、2017年のグランプリファイナルのショートの日。

会場は名古屋ガイシホール。

もう羽生選手が出場しないことはわかりきっていたけれど、それでもトップ6が集まる大会。

しかもジュニアのペアと男子・女子のシングル、そしてシニアのペアとアイスダンス、男子シングルの6種目が観れる。

さすがトップ選手が揃う試合、迫力がすごかったです。

NHK杯フィギュアスケート1日目ショートプログラム

そして4度目となるフィギュアスケートの試合観戦。

遂に!羽生選手の試合を!生観戦することができたのです!

あ、アイスショーでは何度か観てるのですが、それでも十分すごかったんだけど、試合は全くの別物でした。

ショートプログラムはテレビ観戦

ショートの日はチケット抽選全滅でしたので、いつも通りお茶の間テレビ観戦。

久しぶりとはいえ、平昌のあの復活劇があった、そして公式練習での楽しそうな様子が流れてきていた。

なので、なんともいえない不思議な不安感はちょっとありましたが、正直、あの結果にものすごく驚いたというか……

といってもサルコウが抜けただけなんだけど……

でもそれ以外は美しくて、あ、ステップ入るときちょっと顔怖かったけど(笑)

トリプルアクセルの高さが70cmて出た時、ビックリしましたよね。

思わずダイニングテーブルをまじまじと見ましたよ……

え?

ジャンプ高いなーとは思ってたけど、そんなに!?

ていう純粋な驚きでしたよね。

遂に迎えた羽生選手の試合・生観戦

間一日を置いて、いよいよ男子フリースケーティングの日。

前日の女子の試合が神演技連発で、お茶の間テレビ観戦ですらすごい興奮しました。

それが、いよいよ男子のフリー。

そして12点差という高い壁があろうとも、それを乗り越えようと闘う羽生選手がいた。

それを生で見ることができる!

会場のさいたまスーパーアリーナへ向かう道中、すでに心臓ドキドキ。

果たしてそんなで最後まで持つのか?と思いながらもなんとか辛うじて保ちました。

羽生選手がリンクに現れた瞬間、会場の空気が一変した。

試合前の6分間練習、そこに現れただけで、会場のボルテージが一気に上がった。

思えば日本国内での試合は、2016年のNHK杯以来?2年数か月ぶりになるのかな?

こんなにたくさんの人が待ち焦がれていたんだなというような、そんな会場の空気だった。

それまで日本国旗を持っていた人たちが、色とりどりの羽生選手のバナーが揺れる。

それぞれの想いがつまったバナーが会場中に溢れていた。

素敵な光景だった。

いまだに夢だったのかと思う衝撃

本当にこれを生で見たんだよな?

夢じゃないよね?

と思うくらい凄まじい出来事でした。

羽生選手の名前がコールされた時の大きな声援。

おそらく観客の多くが、直前の公式練習で何度も何度も、4回転ループの練習をしていたことを知っていたのかなと思います。

30秒たっぷりつかってスタートポーズを取る羽生選手。

会場中が静まり返り固唾を飲んで見守る。

それこそ衣擦れの音1つ許されないようなシーンと静まり返ったような会場。

会場中の視線がただ1点、羽生選手に注がれる。

私の席はほぼほぼ天井席。

テレビではほぼ見ることのない角度から演技を見ていたのですが、やや俯瞰で観れるため、跳び上がった瞬間にジャンプの軸が傾くのがわかるんです!

ど素人でも。

跳び上がった瞬間にわかるから観ててすごい怖いんです。ハラハラするというか。

だから4回転ループが決まるまで心臓が口から飛び出そうなくらいドキドキしていました。

跳んだ瞬間、そして4Loが決まった後の会場の爆発は凄かった。

それまで静まり返っていた会場のボルテージが一気に上がる。

そしてまたすぐ静まり返る。

続くジャンプは4回転サルコウ、ショートで抜けてしまったジャンプ。

会場中がまた固唾を飲んで見守った。

いや祈りを捧げていた?

着氷時に沈み込んだ瞬間、「転ぶなー!」という会場中の念がおくられたような、そんな感じ。

そして続くスピン、ステップ。

ステップでは会場中が背中を押すように力強い拍手。

見守り、祈る、拍手。

何度か繰り返された後、3ループもきれいに決まった。

続く4回転トゥループも決まった!

この辺りからどんどん会場中の熱が上がっていった。

これはまた、もしかしたら、とんでもないことが起こる!

そんな期待がどんどんと膨れ上がっていくような。

そしてその期待に応えるように次々とジャンプを決めていく羽生選手。

4T3Aが決まった後の会場の歓声はもはや絶叫に近かったかもしれない。

3Aからの3連続ジャンプが決まったあとは確信に変わった。

とんでもないものを目の当たりにしているんだと。

それからはもう会場中から沸き起こる、両手が千切れんばかりの拍手。

今か今かと立ち上がりたくなる衝動を抑えながら、フィニッシュの瞬間会場中が立ち上がり万雷の拍手を送った。

会場中たくさんの人が泣いていた。

たった一人の人の演技に、これほどたくさんの人が感動で泣いていた。

決して点数には、数字には表すことができない部分かもしれないけれど、これほどまでにたくさんの人の心を動かすことができるスケーターがいるだろうか。

一体どれほど、どれだけ素晴らしいものを受け取っているのだろう。

ただただ、同じ時代に生きて、こうして演技を見せてもらえることが、なんという幸せだろうと。

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ようやく落ち着いてきた

前記事で書いてる内容と、重なる部分も多いかもしれないけど。

ようやく、録画しておいたテレビを見返して、なんとか頭の中が整理できてきたかなと。

しかし、当たり前といえば当たり前なんですが、ぜんっぜん違いますね。

生で見るのとテレビでは。

あの渦巻くようなエネルギーを見てしまうと、再び試合を生で見たくなる……

なんて中毒性の高い選手なんだ、羽生結弦という人は……ԅ(º﹃ºԅ)

もちろん、世界選手権だったし世界最高峰の闘いだったという事もあるけれど。

また、見たい。

しかし世界選手権がそんな頻繁に日本国内であるわけもなく。

可能性としては全日本とNHK杯?

いっそ海外まで行っちゃう?……海外、海外かぁ……

もっと英語頑張らないとな。

あ、お金も貯めないとな。

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やばいなこれ。

せめて一度でいいから試合の羽生選手が見たい!

一度だけでも!

と思っていたのに、一度見てしまったら……

なんとか頑張ってでもまた見たい!

ってなってしまったやんけー!!!!!

いやいや観れたことは、全く微塵も!カケラも後悔はないんだけど!

おかしいぞ、さらにどハマりしていく自分が怖いぞ。www

もしかしたら、来年あたり、

試合を見るため、海外まで行っちゃってるかもしれません(笑)

あ、翌日のエキシビジョンの羽生選手の「春よ、来い」はただただ美しかったです。

桜の映像と、月が織りなす幻想的な照明とマッチした、芸術品ともいうべき羽生選手の演技。

筆舌に尽くしがたいほどの美しさでした。

ぜひ!天井カメラの映像を!

結構体力使ったので筋トレも必要かな?

今回ね、日数でいえば2日間なんですよね。

なんなら試合は一日だけ。

なんですが、びっくりするくらい疲れ果てました……

全日観戦の人ってどんだけ体力あんの?

ただね、疲労感半端ないんですが、

それと同時に、満足感?充足感?もすごいんです。

心はすごーく満たされているんです。

単に体力が追いついてないだけなんですよね。

うん、だから適度な筋トレが必要ってことですね。

そうですよね。

筋トレがいいのは知ってます。

やってないだけです。

海外観戦を考えると体力作りも重要かな。

なんだかやることいっぱいだな。

よし、色々頑張るぞ( •̀ᄇ• ́)ﻭ✧

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