【海外旅行】アメリカへ行く時は90日以内ならビザはいらないけど「ESTA(エスタ)」を取得しておかないといけないよ!

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海外へ行く時に実感するのは日本のパスポートの信頼性の高さ。

ほぼほぼ、ビザなしでほとんどの国へ入国できるのです。

ビザの取得ってめんどくさそうじゃないですか、それが必要ないというのは海外旅行へ行く時のめんどくささが1つ減りますよね。

 

ビザなしで入国する場合、国により取得条件は変わるのですがアメリカは90日以内の滞在ならビザは必要ないのです。

 

ただ!ビザは免除されるけど代わりにESTA(エスタ)という電子認証渡航システムの取得が義務付けられちゃったんです!

ESTA(エスタ)と呼ばれる電子認証システムとは?

まぁそもそもESTA(エスタ)って何やねん?って話ですが、

ESTAとは、一般的にエスタと呼ばれます。

Electronic System for Travel Authorizationの略で、アメリカの電子渡航認証システムのこと。

 

アメリカに渡航する人の中に、渡米する適性があるのかとか、要は危険人物じゃないかということを事前に把握・審査するためにアメリカ政府が導入したシステムです。

 

まぁ仕方ないといえば仕方ないですけどね。

義務化されたのは2009年1月から。

 

なのでアメリカへ渡航する時は絶対にESTA(エスタ)の取得を忘れてはいけません。

注意!乗り継ぎだけでも必要だよ

うっかりしがちですが、トランジット、乗り継ぎでアメリカの空港を利用する場合もESTA(エスタ)が必要なんです!

 

仮に目的地がカナダとか南米とかで、アメリカで乗り継いで行く場合ですね。

経由するだけでもESTA(エスタ)必要なんですよ……

 

まぁね、アメリカが最終目的地じゃなかったとしても入国審査があるからね。

ESTA(エスタ)を取得するのにかかる費用は?

ESTA(エスタ)の申請料金は14ドルです!

ドルで請求されます。

アメリカですからね当たり前ですが。

 

支払いはクレジットカードです。

クレジットカードを準備しておきましょうね。

 

もし、14ドル以上の請求があったら……

おそらく、公式サイトで申請したつもりが、知らないうちに代行会社へ依頼してしまったというケースですね。

注:無許可の第三者が模倣ウェブサイトを立ち上げ、情報提供料や申請手数料をとっていることに留意してください。これらのビジネスやウェブサイトは米国政府とは一切関係ありませんので、十分御注意ください。

ESTA(エスタ)申請 | 在日米国大使館・領事館

 

 

アメリカ大使館のESTA(エスタ)申請のページにも注意書きがありますが、申請料金は14ドルです。

もし14ドル以上だったら、申請先のサイトを確認しましょう。

自分で申請するのが不安だから代行会社に頼みますという時は代行料金が加算されることを理解した上で利用しましょう。

ESTA(エスタ)を申請する時に必要なもの

  • パスポート
  • クレジットカード

ESTA(エスタ)申請時には、パスポート番号、パスポートの発行年月日と満了年月日、パスポート発行国などの情報が必要なので申請する時は手元にパスポートを用意しておきましょう。

 

申請前にパスポートの有効期限も確認しておきましょうね。

アメリカへ渡航する場合必要とされる有効期限は、

  • 帰国時まで有効
  • 残存有効期限が入国時90日以上が望ましい

とのことです。

 

もし有効期限がギリギリだったら更新しておいたほうが安心かなと。

 

あと、アメリカでの滞在先の住所と電話番号も聞かれます。

ただ申請時にまだ決まってない、わからない場合は「UNKOWN」という風に記入しても大丈夫です。

 

そして決済はクレジットカードのみなのでクレジットカード必須です。

もし持っていない方は旅行会社などでお願いしましょう。

ESTA(エスタ)を申請する条件・資格

ESTA(エスタ)を申請する時は、下記の条件を満たしていないと申請ができません。

  • VWP(ビザ免除プログラム)対象国籍のパスポートを持っている
    日本のパスポートはこの対象です
  • パスポートの残存期間がアメリカ入国日から90日以上ある
  • 渡航目的は観光や商用
  • アメリカの滞在日数が90日以内 
  • 健康で犯罪歴がない
  • 過去にアメリカのビザを却下されたことがない
  • 現在、他にアメリカの有効なビザを持っていない

まぁ大体、普通に生活してる人でこれに当てはまる人はほとんどいないと思います。

 

ただ最後の条件のビザですね。

アメリカのビザを持ってる人はESTA(エスタ)を申請する必要はありません。

あとアメリカと日本の二重国籍の人も必要ないみたいです。

 

気になる人はESTA(エスタ)についてのよくある質問を確認しておきましょう。

jp.usembassy.gov

 

ESTA(エスタ)の申請にはEパスポートが義務付けられた

なんと!

2016年4月1日からよりESTA(エスタ)の申請にはeパスポートの利用が義務付けられました!

eパスポートはICチップが埋め込まれたIC旅券のことです。

www.facebook.com

 

2006年3月20日以降に発行された日本のパスポートはeパスポートで発給されてます。

日本のパスポートは5年用か10年用なので、現在有効なパスポートはeパスポートのはずです。

ESTA(エスタ)を申請する方法

ESTA(電子渡航認証システム)公式申請サイトから申請する

ESTA(エスタ)申請

https://esta.cbp.dhs.gov/esta/application.html?execution=e1s1

 

上記のサイトからESTA(エスタ)の申請に進めます。

ESTA(エスタ)の公式サイトはアメリカ政府が運営しています。

 

アメリカ政府のサイトか代行会社のサイトかの見極めはURLを確認してみてください。

「https://」で始まり次の「/」までの間に「.gov」という文字がポイントです。

「.gov」は米国の行政機関向けに用意されているドメインです。

 

ここでサイトに従って必要事項を入力していけば、ESTA(エスタ)の申請料金の14ドルだけでESTA(エスタ)の取得ができます。

 

上のリンクから行けば日本語表記で表示されるはずです。

もし日本語じゃなかったら右上の言語設定で日本語を選びましょう。

そしたら日本語で読み進められるので安心ですね。

 

ただし!

入力は全て英語で、というか半角英数字で入力する必要があります。

なので日本の現住所などは申請前に英語表記にしたものを用意しておくと安心ですよ。

旅行会社で代行申請をお願いする

旅行会社でツアーとか航空券などをお願いした時は、そのままついでにESTA(エスタ)の申請をお願いするという手もあります。

旅行会社によりますが、代行手数料は大体3,000円から5,000円くらいみたいです。

 

JTBとかH.I.S.など大手旅行会社もなるべく個人での申請を推奨してるみたいですが、自分で申請する場合はどうしてもインターネットでの申請になるので、ネットでの申請が不安とかクレジットカードがないという方はお願いしましょう。

 

ただ、旅行会社で頼んだとしても申請は個人でするのと同じ手順を踏むので、万が一ね、申請内容に間違いや入力ミスとかがないかどうかは必ず自分で確認しましょうね。

代行会社を利用する

ESTA(エスタ)の申請の代行サービスを行なっているところもあります。

ま、正直代行サービス頼むなら旅行会社でいんじゃないかな?と思います。

代行会社を探すより旅行会社にまとめて頼んだほうが楽かなーと。

 

あとESTA(エスタ)申請する時に英語への不安を煽るような書き方をしてる代行サービスはしっかり確認したほうがいいかなと思います。

そもそもアメリカ政府のESTA(エスタ)申請ページも日本語に対応してるので。

ESTA(エスタ)公式サイトでの申請の流れ

インターネットが使えてクレジットカードがあるなら自分で申請するのが一番いいと思います。

公式サイトの申請ページも日本語に対応しているので。

 

ESTA(エスタ)申請

https://esta.cbp.dhs.gov/esta/application.html?execution=e1s1

 

上記のサイトを開き「個人による申請」をクリックして進めていけば2、30分ほどで申請できると思います。

あ、先ほども書きましたが説明は日本語でも、入力は英語になりますよ!

  1. 免責事項の同意
  2. 旅行促進法の説明
  3. 申請者情報の入力
  4. 渡航情報の入力
  5. 適格性に関する質問の回答
  6. 登録申請内容の確認
  7. 支払い(費用14ドル/クレジットカードでの支払い)
  8. クレジットカード決済
  9. 申請の申込が完了

申請手続きが済んだら画面には「認証は保留中です」と表示されるかと思います。

ちなみにですね、申請が承認されても一切メールなどのお知らせはきません!

 

しばらく経ってから、自分で確認しに行く必要があります。

ちょっと不親切だよね……

ESTA(エスタ)の申請状況の確認

ESTA(エスタ)申請

ESTA(エスタ)の申請状況の確認は、トップページの「既存の申請内容を確認」からできます。

「既存の申請内容を確認」をクリックすると「個人申請の確認」画面が出るので、「私は申請番号がわかりません」をクリックします。

そこでパスポート番号と生年月日、名前を入力するとESTA(エスタ)の申請状況が確認できます。

 

認証されていたら登録内容や有効期限の確認ができます。

 

ESTA(エスタ)の認証が降りたら申請番号を控えておくか、申請許可のページをプリントして持って行くと安心ですよ。

多分パスポートに紐付けされるのかなと思うけど、特に空港などで申請番号などを聞かれたりはなかったです。

ただ絶対ないとは言えないので控えは用意しといたほうが安心です。

ESTA(エスタ)はいつまでに申請したほうがいい?

ESTA(エスタ)の審査には最大72時間かかるとあるので少なくとも渡航の3日前までには申請を終えておこう。

ただし、繁忙期とか諸々の事情で審査が72時間以上かかることもあるみたいなので、1〜2週間前くらには申請取得しておきましょう。

 

自分が申請した時は数時間で申請承認されたけど、ギリギリになると不安ですからね。

ESTA(エスタ)の有効期限は2年間

ESTA(エスタ)は一度取得すると2年間有効です。

有効期間内であれば何度でも利用することもできます。

最長滞在日数は90日間なのですが、一度出国したらリセットされます。

 

注意しなければいけないのは、ESTA(エスタ)の有効期限は2年間なんでが、その前にパスポートの期限が切れたら同時にESTA(エスタ)の期限も切れます。

 

そしてパスポートの登録内容が変わったら、結婚とかで姓が変わったとかですね、その時もESTA(エスタ)を申請しないといけないのです。

アメリカ本土以外でもESTA(エスタ)は必要

当然と言えば当然ですが、ハワイやグアム、サイパンなどへ行くときもESTA(エスタ)は必要ですよ。

アメリカ合衆国への入国には必ずESTA(エスタ)が必要ですからね。

もし渡航時にESTA(エスタ)を取得していなかったら、入国できませんからね。

最悪、飛行機に乗れない、乗れてもアメリカついたら強制送還なんてこともありえます。

そんなことになったら悔やんでも悔やみ切れないですからね。

 

アメリカへ行くとなったら、余裕を持ってESTA(エスタ)の申請・取得しておきましょう。

 アメリカ以外にもESTA(エスタ)的なものが必要な国がある

そうなんです。

カナダも2016年以降、アメリカのESTA(エスタ)的なものの取得が義務付けられたんです。

カナダは「eTA」というそうです。

 

もうなんか海外旅行行くときは、まずどこの国でもESTA(エスタ)的なものが必要かどうかの確認をしないといけない感じですね。

出発直前に発覚して空港で慌てて取得しなきゃってなったら大変ですからね。

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