てふてふさんぽ

〜ど田舎のぐうたらフリーランス・デザイナーのゆるゆる雑記帳〜

松江城のすぐ側のまるで鹿鳴館!?な明治の香り漂う洋館『興雲閣』はぜひ行ってみて

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やはり島根まで来たら、国宝松江城は外せないでしょう!

松江城は、4月から9月までは8時半から18時半までやっているとのことなのでなんとか間に合いそう!

とやって来たら、松江城の横になんとも素敵な洋館があったのです。

天皇の御宿所として建てられた

興雲閣(こううんかく)

予備知識ないままに松江城へやってきたら、本丸へと向かう前に気になる洋館を発見してしまいました。

松江城へいざ行かん!と階段を登ると右手に松江城、左手に松江神社があります。

松江神社も気になりますが、さらにその奥に何やら鹿鳴館の雰囲気漂う洋館があります。

気になり足を伸ばした先にあったのは『興雲閣』なる建物。

興雲閣(こううんかく)

こちらなんと明治36年(1903)に建てられたという歴史ある洋館。

なんでも元々は、明治天皇が行幸されたおり、御宿泊処とするために建てたとか。

なのでよく見ると(いやよく見なくても)細かい装飾や彫刻が施されててなんとも優美な洋館です。

 

ただ、実際には天皇の行幸は実現しなかったみたいです。日露戦争が始まっちゃったんで。

でも明治40年(1907)に、のちの大正天皇となる皇太子嘉仁親王が山陰に来られた時に御宿泊所として使われたそうです。

由緒ある建物なんですねー。

迎賓館から郷土館そして興雲閣へ

戦後は展示場とか市教育委員会庁舎、そして松江郷土館としてしばらく使われていたそう。

その後、閉館して保存修理工事を行って、平成27年に現在のような形で一般公開したそうです。

しかもなんと入場無料!

 

あ、『興雲閣』と名付けたのは旧松江藩主の松平直亮氏らしいです。(明治42年)

2階のバルコニーの上にある看板?も松平氏の揮毫によるものなんだとか。

興雲閣は明治時代の雰囲気に浸れるよ

興雲閣(こううんかく)

華麗な入り口に吸い寄せられるように中へ。

バルコニーの下の入り口の前のスペースは車寄せというらしいです。

きっと昔は、というか明治の頃?は馬車とかがここにやってきたんだろうなぁ。

まさに鹿鳴館、三島由紀夫の世界……

 

あ、建物の廻廊を取り囲むように立っている列柱はコロネードと言うんですって。

 

興雲閣(こううんかく)

そして玄関を通り、ホールの向こうには赤絨毯の大階段!

興雲閣(こううんかく)

2階の大広間の入り口が白亜の壁にペパーミントが映えてなんとも素敵です。

興雲閣(こううんかく)

階段を上った先には大広間が!

めっちゃ広いです。

まるで舞踏会でも開けそうな感じです。

と言うかかつて迎賓館として使われていた頃はきっと舞踏会が催されていたに違いない!

もはや妄想が止まらない!(笑)

 

椅子が置いてあるので休憩できるっぽいです。

 

興雲閣(こううんかく)

大広間に入り、まっすぐ突っ切ると外から見えていたバルコニーに行けます。

といっても、正面側の一部しか出れません。

ぐるっと建物の周りを取り囲むバルコニーを歩いてみたいけど、手すりも低くて危険なので残念ながらできません。仕方ないですね。

でも正面のバルコニーも十分気持ちいです。

高台にあるので松江市街がよく見えます。

 

ただし1点注意が必要です。

気持ちよくて思わずバルコニーに手を掛けたくなるのですが、手すりに触れないでくださいと注意書きがありました。

たしかに、100年以上前の木造建築ですからね。

貴顕室は和洋折衷

興雲閣(こううんかく)貴顕室

大広間の奥には貴顕室(きけんしつ)が。

 

皇太子嘉仁親王(のちの大正天皇)が来られた際の御座所や御寝所として使われた部屋だそう。

ここが「拝見の間」。

興雲閣(こううんかく)貴顕室

こちらが御座所。

興雲閣(こううんかく)貴顕室

そしてこちらが御寝所。

 

御座所は畳敷きになってるんですね。

カーテンや扉、窓は思いっきり洋風なのにあまり違和感がない。

面白い。

 

案内板によると、

貴顕室の建具とシャンデリアの本体は現存するものを修復して展示していて、

カーテンボックス、カーテン、絨毯、照明のガラスシェード、机と椅子は当時のものが残っていないので写真をもとに復元してるそうです。

チェコ製のピアノ「ノヴィー」

興雲閣(こううんかく)のチェコ製ピアノ・ノヴィー

大広間の一角には、なんだかこれまた歴史ありそうなピアノが。

こちら、1901年、チェコ共和国Koch&Korselt社製作のピアノで「ノヴィー」と呼ばれています。

100年以上前のピアノですが、なんとクラウドファンディングで再生されたんです!

すごい!

 

しかも実際にこの「ノヴィー」を使っての演奏会も開催されているんですよ。

めっちゃ気になる。

けど、松江までは遠いなぁ……

 

チェコの音楽と言えば…ドヴォルザークとスメタナかな?

あ、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団がありますね!

なんと2階の大広間は貸切利用できちゃう!

興雲閣(こううんかく)

なんと、この2階の大広間、レンタルできちゃうんですって!

ちょっと、というかかなりビックリです。

興雲閣(こううんかく)レンタル

入り口の案内板にも書いてありますね。

2階大広間を有料にて貸切で使用することができます。と。

 

興雲閣のサイトを見ると、

  • 最大収容人員…150人
  • 基本料金…1時間あたり2083円(税込)
  • 利用状況により割増料が加算されます。
  • 大広間貸切使用中は観覧できない場合があります。
  • 詳細は興雲閣にお問い合せ下さい。
    TEL 0852-61-2100
    FAX 0852-61-0255

とありますね。

あれだけの広さ、しかも歴史的にも価値のありそうな場所が1時間2千円ちょいで貸し切れるって安くない…?

ま、でも広すぎて逆に何するよってなるけど。

パーティか?

 

もし利用したいときは興雲閣にお問い合わせください。

興雲閣の1階にはカフェ「亀田山喫茶室」もある

興雲閣(こううんかく)亀田山喫茶室

そして1階には「亀田山喫茶室」なるカフェもあるんです〜。

明治の浪漫漂う中でホッと一息…

ケーキとか優雅にいただきたい……

 

頭の中は、『しゃばけ』シリーズで有名な畠中恵さんの『アイスクリン強し』の世界、あぁ妄想炸裂……

しゃばけシリーズは江戸時代だけど江戸時代だけど、若様組シリーズの舞台はまさに明治時代!イメージぴったり。

 

 

なのですが!

カフェに入ってしまうと松江城が見れなくなってしまう!

この時点で時刻は17時過ぎ……

松江城は18時半まで、そして30分前までに入らないと行けないので泣く泣く諦めました。

 

松江城見た後に!

とも思いましたが、亀田山喫茶室も18時半まででした……ρ(・ω・、)

 

あ、あと1階には展示室もあるよ!

時間なくて行けなかったけど……

 

松江城へ行くなら『興雲閣』も見ておこう

松江城の隣、松江城山公園内にある『興雲閣』はなんと年中無休!

全館、赤絨毯でちょっと敷居高く感じるけどなんと入館無料だから気軽に入れるよ。

 

明治の雰囲気に浸れるから松江城に行ったら興雲閣にもぜひ立ち寄ってみて。

で文明開化とか三島由紀夫の世界とか、色々妄想して楽しめるよ(笑)

あ、建築好きや歴史好きも多分楽しめると思う…よ。

 

…ハイカラさんは、大正になるのかな…?

興雲閣&亀田山喫茶室の基本情報

名称 興雲閣(こううんかく)
1階に亀田山喫茶室
所在地 〒690-0887 島根県松江市殿町1番地59 松江城山公園内
開館時間

4月〜9月:8:30〜18:30(受付は18:15まで)
10月〜3月:8:30〜17:00(受付は16:45まで)

<亀田山喫茶室>
営業時間は興雲閣と同じ(L.O.は閉館の30分前)

休館日 なし(年中無休)
入館料 無料
※2階大広間は有料で貸切使用可能
お問合せ 0852-61-2100(興雲閣)
0852-61-5001(カフェ)
駐車場 周辺に有料駐車場があります
松江市駐車場情報サイト
アクセス

JR山陰本線「松江駅」からレイクラインバス10分
松江城「大手前」下車、城山公園内

URL https://www.matsue-castle.jp/kounkaku/
備考
  • 竣工:明治36年(1903)9月
  • 構造:木造・二階建
  • 島根県指定有形文化財
  • 歴史的風致形成建造物